きよぼん

ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突のきよぼんのレビュー・感想・評価

4.4
メッセージは言葉じゃない(*´∀`*)

「シン・ウルトラマン」に続いて、ウルトラマンを劇場でみるのは2回目。

ウルトラマンがスクリーンに映ると、おおおおおと感動した。ゴジラをはじめとする怪獣が映るのとは、またちがった感情がある。ウルトラマンの美しさ、かっこよさはやっぱりいいよねえ。

冒頭はテレビ版を1話目しかみていなかった自分にも優しいダイジェストが流れる。これがねえ、スクリーンに映しても全然色あせない迫力でビックリした。昭和ウルトラマンは世代的にガッツリみてるけど、平成以降は全く手をつけてない自分(´д`)。

シリーズの平成版以降って画面が妙に明るくなって、リアルなざらざら感がなくなっているという印象で、のめり込めずシリーズからは離れていったのよね。今、ウルトラマンってこんな感じなんだ。すごいな。全くノーチェックだったのをいまさら悔やむ。今朝、twitterで「シン・ゴジラ以降のブームでウルトラシリーズに戻ってきた人たちが・・」っていうツイートみたけど、まさに自分がそれ。い、いいじゃんハードなファンの人たちも仲良くしておくれよ。これから観ていなきゃだな。

怪獣ゴンギルガンとの決戦は国会議事堂。アースガロンとウルトラマン共闘の決戦は熱い。あの国会議事堂が壊れていくのは、ちょっとしたカタルシスもある。そしてこのミニチュアが持つ映像の感覚よ。CGもいいのだけど、舞台となる東京のビル群の実在感ってやっぱり人間にはわかる気がする。特撮ここにアリだ。

なぜ国会議事堂なのか、というのは物語の問いかけの核でもあるので、ここにはかかない。そのアンサーって言葉じゃないんだよ。SKaRDっていうチームの行動が答えなんだ。そこが泣けるし力強いメッセージだよな。
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