へたれ

シャザム!のへたれのレビュー・感想・評価

シャザム!(2019年製作の映画)
3.2
良かったとこ1 ビリー/シャザム役の2人
少年のビリーはルックスのかわいさでだいぶ得をしているし、シャザムを演じたザカリー・リーヴァイも、表情の清々しさのおかげでイヤミにならないコドモ大人演技が良かった。

良かったとこ2 スーパーパワーに目覚めたシーン
冒頭から方向感が定まらずにダラダラ展開していたところが、シャザムの魔力を手に入れてから一転してコメディ要素増加。デッドプールからメタ表現とエロを除いて、代わりに10代の若さをぶち込んだ感じのエピソードの数々が楽しかった。

ダメだったとこ1 手抜きのような悪役たち
予算が無かったのかと思うぐらい、悪役として登場する7つの大罪たちが、CGもショボいしどれがどれだか見分けがつかないほどの影の薄さ。それに伴って、クライマックスの戦闘シーンも予算はないけど捻りもなく、ほとんど盛り上がらない。

ダメだったとこ2 説明不足な割に狭い世界観
この魔力が何なのかも良く分からないうえに、マーク・ストロングが演じる敵役も、満たされない承認欲求のはけ口を求めている程度の小物なので、スパイダーマン以上に世界観が狭いし、続編を見たいという気になかなかならない。
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