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イコライザー2のボブのレビュー・感想・評価

イコライザー2(2018年製作の映画)
3.2
2019/2/21鑑賞。
昼間はタクシー運転手として働き、夜は悪人を成敗するという暮らしを送るマッコールのもとに、CIA時代の友人スーザンが訪ねて来る。話も弾み楽しい晩餐を過ごす2人だったが、後日彼女がホテルで強盗に殺されたと連絡が入る。
CIAの元同僚デイブと供に、犯人を突き止めようとするマッコール。しかし彼の前に謎の暗殺者が現れ、襲われてしまう。
撃退した暗殺者の携帯電話から、今回の暗殺の依頼主がデイブだと知った彼は、スーザンの復讐の為に彼とその仲間達に立ち向かう…という話。

序盤は正義の味方としてのマッコールの日常。
母親から娘を拉致したダメ旦那をボッコボコに。はたまた、インターンの女学生を薬漬けレイプしたボンボン御曹司どももボッコボコ。
どちらもスカっとする内容なのと、武器を選ばず手元にあるブランデーグラスやブラックカード(笑)で相手を倒すスタイルは、1作目と同じで爽快。
中盤は美術学生マイルズとの触れ合いで、自分の息子の様に人生に大切な事を教えていくマッコール。初めは反発していたマイルズも、不良仲間と縁を切って更正していきホッコリ。
終盤はマッコール自身の復讐劇。敵は全員元同僚で、マッコールの住んでいた町を舞台にイコライザーvsイコライザーの戦いが繰り広げられます。

「つまらなくはないけれど、1作目から期待していたものと違う」というのが評価の全てですね。他のレビューでも多く見られますが。
身近なアイテムで相手を倒す最大の魅力が前半の2件だけなんですもん。
再度ホームセンターでとは言わないですが、学校とかレストランとか、やり様がいくらでも有ったと思うんですよね。このポイントが無ければ凡百の殺し屋映画と変わらないんですから。
終盤なんて007スカイフォールの劣化版みたいでした。
「☆5」とか「1度しか殺せなくて残念だ」なんて名言とか、デイブの奥さんに送迎を頼む事で絶体絶命のピンチから逃れるところとか、唸る部分が多かったのに残念です。
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