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シュガー・ラッシュ:オンラインのボブのレビュー・感想・評価

3.9
2018/12/22日鑑賞。
前作から6年。すっかり親友となったヴァネロペとラルフだったが、ゲーム筐体のハンドルが壊れてしまったせいでシュガーラッシュは電源を落とされ、廃棄される事に。
「eBay」という場所に代わりのハンドルが有ると知った2人は、新しく出来た「Wi-Fiルート」を使ってインターネットの世界に出かける。
しかし、退屈な日常に飽き飽きしていたヴェネロペは、見る物全てが新しいネットの世界に大興奮。ラルフは早くハンドルを手に入れて帰ろうとするが…という話。

何も気負わずに見られた前作と違い、今作は「友情と選択」という重いテーマ。これが作品自体の面白さを食ってしまっている様に感じられました。教訓めいて説教臭いというか…少し残念です。
ネット批評でも、ラストのオチで賛否両論ある様ですね。自分としてはあの展開になった事に特に不満は無いのですが、最後にもう1つ盛り上がりポイントが欲しかったと思いました。いくら何でも静かに終わり過ぎじゃないでしょうか(笑)
エンドロールで判明しましたが、ディズニープリンセス達の声優は本当に全員集合だったんですね。他にも所さんとか、一言二言くらいしか台詞が無かったのにきっちり本人ですし。豪勢な使い方で驚きです。
ネット世界を可視化するという点では、これ以上無いくらい分かり易く正確に仕上げて来たのはさすがディズニー。笑いとあるあるに溢れていました。
褒めたい部分も沢山ある反面、今回は ツッコミどころ>面白さ となってしまったのが残念。
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