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マスカレード・ホテルのボブのレビュー・感想・評価

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)
4.0
2019/1/16鑑賞。
都内で発生した3件の連続殺人事件を追う刑事の新田は、現場に残された暗号から4件目の殺人がホテル・コルテシア東京で起こる事を突き止める。
潜入捜査のためホテルのフロントとして働く事になった新田だったが、利用客の安全を最優先とする指導役の女性フロント山岸は、彼ら刑事の態度や仕事に不満を募らせる…という話。

鈴木雅之監督なので拝見。とても面白かったです。邦画では「SQOOP!」以来の当たりですかね。
前半は実際に取材したであろうホテル利用客あるあるが続くのですが、最初からジグソーパズルのピースはバラ撒かれています。それがラストにしっかり回収される快感。原作が東野圭吾ですので、その辺は心配無いですね。
まぁミステリーを多く見ている人だと最後の犯人は割と予想出来てしまう(私も犯人とは断定していませんが、コイツが怪しいとは分かりました)。
ワザと小日向さんにミスリードさせようとするのも厭らしいですね(笑)でも色々と大げさにやってくれるので、このくらいのライト加減がエンタメ作品として正解なのかも知れません。仮面舞踏会のシーンは不要だと思いましたけど…
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