2018/12/15鑑賞。
Queenの伝記映画という事であらすじは省略。
熱烈なファンという程でもないがアルバムは持っているという、自分の様な観客にはまさにうってつけの作品。
フレディがインド系という自身のルーツに悩んでいた事や、束の間のソロ活動など、これまで知らなかったエピソードに感心しっぱなしでした。
今作は批評家の評価が低く、観客の評価が高いというねじれ現象が起きている訳ですが、批評家の気持ちも分かる気がします。
鑑賞中「これ、Queenを知らない人が見たら面白いのか」と疑問になる部分がちらほら有り、活動休止あたりのフレディの苦悩やら葛藤やらが割とライトな描かれ方だったり、何か物足りない。
勿論ラスト20分は文句のつけようもない位のレベルなのですが、映画作品としては…？という感じも。
それにしても、世界を獲って富も名声も手に入れて、それでも人間は幸せにはなれないんですね。
まさに虚構の世界。考えさせられます。
