明月

悪のクロニクルの明月のネタバレレビュー・内容・結末

悪のクロニクル(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ラスト、そうくるのか!とびっくり。

ずっと緊迫感あり、最後までわからないところはサスペンスとして優秀。
役者陣も、みなとてもよい〇


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雨の中。
警察に連れて行かれる男と、
追いすがる少年。
12人殺した犯人だって。
僕は殺人鬼の息子だった。

警察。
表彰式。
チェ・サンシク、捜査班15年。
今月末、昇進の審査がある。
期待していいように署長から言われる。

犯人擁護の弁論のような報告書を書いた若手の後輩ドンジェに、
偶発的な本能を教える。
感情をできるだけ排除して、
冷静に事実を見ろ、と指導する。
家族からみで面倒をみているようだ。

課長として、部下に慕われているサンシク。
息子のミョンホを可愛がっている。
タクシーに乗って帰宅中、連れ去られる。

大物を目こぼしして金をもらっていること、
昔のことをほじくるなと刃物を振り回し、襲ってくる。
揉み合いの末、犯人が死んでしまった。
警察に電話しようとしたとき、署長から電話がかかってくる。
トラブルを起こさずに待っていろ、昇進まっしぐらだと言われる。
その電話で、事件を隠すことにしたサンシク。

ドンジェからの電話で起こされたサンシク。
警察署の前にクレーンで吊るされた死体。
昨日、サンシクが襲われた犯人だった。

昨日の現場に向かうと何も無い。
ドンジェは、犯人のタクシーから表彰式の祝いに課長に送ったネクタイピンを見つける。

警察の威信をかけて、捜査はチェ課長が直接指揮を執ることに。

防犯カメラで犯人のタクシーを探す。
科捜研で、爪から皮膚が見つかる。

オ刑事が、同乗者がいることを見つける。
チェ課長は、自分がつかまる夢を見る。

ドンジェは上の空でいることが増える。ネクタイピンが気になるのだ。

チェ課長は、自分がタクシーに乗った画像が見つかれば終わりだと思う。
新沙1-78の録画を抜き出すことに成功する。ドンジェはそこに目を向けつつ、遺体をトランクに詰んでる録画を見つける。

遺体を運んだ人物を見つけるチェ班長。
指示されてやっただけだと言う男。
チェ課長は、銃で撃つ。

死んだ男はイ・ジョンフン。
正当防衛でも殺すのはまずいと署長。
チェ課長が全責任をとって、と言うと部下がみな、暗闇の中、犯人が武器を振り回すので発砲はやむを得ない状態だったと証言すると言う。
涙ぐましい忠誠心だ。
イ・ジョンフンは、メトポン成分が血液中からでてきて、依存性の高い麻薬をやっていた。


オ刑事はチェ課長に
「無理はダメですよ」と労われる。
オ刑事はドンジェをことのほか可愛がっている。
「課長が最近、おかしくないですか?」と聞く。
オ刑事は、先輩を理解してやれと言う。

麻薬の売人にメトポンを扱ってないか聞きに行くチェ課長。
芸能事務所の俳優が使っていたのを聞く。キム・ジンギュ。

署長がDNAの結果が一致しないことを隠して、イ・ジョンフンを犯人にして事件を終わらせるように言われる。

キム・ジンギュの芸能事務所に聞きに行くチェ課長。

新沙1-78の録画を再度申請するドンジェ。
課長がタクシーに乗る映像を確認する。

ドンジェが、課長のかえりを待っている。
ドンジェは、自分が知っていることを話す。
賢明な解決策を自ら見つけ出す、それを信じて待つと告げる。

キム・ジンギュの居場所がわかる。
MOJOと言うバーをやっているという。
チェ課長のことをよく知っていると。

キム・ジンギュに会いに行くチェ課長。
オ刑事にカレンダーに書かれた場所と事件を照合する。
全部、殺人事件で警察官が殺されている。
12人の殺人が起きた事件を捜査した刑事たちだった。
犯人として検挙された男の息子の名前がキム・ジンギュだった。

チェ課長がそれを確認していたとき、ジンギュが自首してくる。
「人を殺してクレーンで吊るした」と。

ジンギュは、「課長がやつを殺したおかげで複雑になった」と言う。
自分の言うとおりにしろと脅す。
携帯で動画を撮っていると。
21:00までに署長を殺せと指示される。
チェ課長が殺した2人は、証人になっていた。

カン次長が直接指揮を執ることになった。
ジンギュは釈放される。
署長はオリンピック公園に外出していた。
尾行をつけていたジンギュは、オリンピック公園で巻かれる。

チェ課長が到着してすぐ、署長が車を発車させようとすると、爆発する。

ジンギュは、「親父の事件の真犯人を見つけろ」と言う。

チェ課長の動画が警察に送られる。

ドンジェがジンギュを追っている。
チェ課長が、ドンジェに自分が必ず賢明な解決策を見つけると約束する。

オ刑事は、ジンギュのことを調べる。

ジンギュは、薬をうち、幻影を見る。
少年のジンギュ。

チェ課長が到着する。
演技はどうだったか?と聞くジンギュ。

偶発的な本能と言うのは課長が教えたそうだね。
ドンジェは昔、ジンギュと言う名前だった。

キム・ボムスの息子は、ドンジェだった。
オ刑事がそのことに気づく。
ドンジェと言い争って、オ刑事を撃ってしまう。

キム・ジンギュは、彼を殺さないでと頼む。
そして、息を引き取る。

息子のミョンホから電話がある。
ドンジェと一緒にいる。

ドンジェは、父と2人で暮らしていた。
酔っ払って父を殴る蹴るしていた奴らに怒り、そこにあった薬をコップに入れたドンジェ。
「やったのは僕だ」と言ったのに、聞いてくれず、父は死刑になった。
真犯人を殺してますか?

警察がきて、チェ課長に発砲警告をする。

空に向けて、全砲するチェ課長。

チェ課長は、少年ジンギュに
「君もお父さんも悪人ではない。
元気をだして、強く生きるんだぞ」と言っていた。

ドンジェは、自殺する。

ミョンホの前で逮捕されるチェ課長。

1年前。
ドンジェが入署してきたとき。
チェ課長と話していた。
希望してきたと言う。
明月

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