明月

ベルリンファイルの明月のネタバレレビュー・内容・結末

ベルリンファイル(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

韓国、北朝鮮のスパイアクション。
ハン・ジョンウとリュ・スンボムのハードアクション。

裏切りに次ぐ裏切りで、もはや味方は誰?な状態であるが、その中で敵同士がつながり、ギリギリの攻防を
繰り広げる。

どちらかが死んでも終わりでは無い。

復讐は、何も生まない。
===
ベルリン。
北朝鮮大使館と韓国国家情報院。

スパイ活動が繰り広げられている。

北のゴースト。
ピョ・ジョンソン。
アラブのアシムとロシアのユーリとの武器取引に失敗する。
南のジンスは、彼の名を把握していない。

北の監視員トン・ミョンスが、ジョンソンの妻ジョンヒが情報を漏らしたと言う証言をとる。
妻の尾行をするジョンソン。

亡命申請をしたリ・ハクス大使。
雨が降りそうだ。傘を持っていない。
接触場所と時間。

大使をエサにしようとしている南。
逃げる大使を追うジョンソン。

南ジンスの協力者だった男が殺される。
アラブの男?調べていた旅行会社の男の写真。

大使の取り調べ。
ジョンソンが妻に何をした?と聞いても答えない。
党が自白を望んでるとミョンス。
自白剤を打つと悶える大使。

ジュンヒが帰宅する。
荒れた家をみて驚く。
接待を命令された、お腹の子は私たちの子だと言う。
父親じゃないと言われそうで、言わなかった。
最初の子を亡くしている。
1週間の行動を書けと言うジョンソン。

自白がとれたか?とミョンスから電話。
妻を告発してスパイに出来たら、ピョンヤンに戻れる。
「あなたは卑怯よ」

CIAのスパイの男。
北の現場にいた男は裏切られたんだろう、と。

ジョンソンがジュンヒにメモ。
盗聴されている。
告発していないのに、適性検査?
逃げなければ、と。

アブドル。
アシム兄(ジョンソンが最初に取引してた人)は殺された。
イスラエルに売った人物は、ピョ・ジョンソンだ、とミョンス。

ジョンソン夫妻を殺しに北の工作員が来る。
逃げるふたり。
ジョンヒは窓を伝い、ジョンソンは暗殺員を迎え撃つ。

銃撃戦があったビルは、北朝鮮の通訳がいたと南の部長からの電話。

ホテルに泊まるジョンソンとジョンヒ。
体中傷だらけのジョンソン。
包帯をまくジョンヒ。

死んだ人間を確認する南。
ミョンスは、アブドルに、
「裏切り者が同志を殺した」と告げる。
アブドルは、隊長とミョンスを呼ぶ。
ミョンスは、

「アリランを半音さげて、サビは口笛を使え」と言ったリ・ハクス。
ミョンスの家族は今ピンチだと。

リ・ハクスとジョンソンを裏切り者にして、自分の父親とベルリン大使を自分のモノにするつもりだとジョンヒに説明するジョンソン。

ホテルの部屋に襲撃。
絶対に3人で生き残る。
どんなことがあっても生き抜くんだ、と言うジョンソン。
エレベーターから、南のジンスが降りてくる。
応戦するジョンソンとジンス。
ジョンヒが連れて行かれる。
車に跳びのるジョンソン。
が、振り落とされる。

男女だけでなく、もうひとり男がいたとミョンスに報告するアブドル。

ジンスは、アシムとユーリの話を聞かせる。
CIAを殺したミョンス、トン・ジョンホの仕業だとジョンソン。

ミョンスは、「夫は二重スパイだと言え」と脅す。
ミョンスのアジトに電話。
ジョンソンから。

口座を確認するというジョンソンに、俺はお人好しじゃないとジンス。
南に転向すると言うジョンソン。

転向するかどうかわからない妻を助けるなんて、誰が信じる?
「俺の妻だ。妻を助けるのに理由はいらない。」

ジョンソンとジンスの2人で救助に向かう。
アブドルに「復讐は最後の最後だ」と。

ベルリン公館を把握できるだろうと、自白を持ってきたと。
ミョンスがアシムを裏切った音声を流す。
銃撃戦がはじまる。
爆発する家から飛び出すジョンソンとジョンヒ、ミョンス。
外に出て逃げる2人。ジンスの足が撃たれる。
ジョンヒのお腹が撃たれている。
ジョンソンも。
「私を捨てて逃げて」
「俺の気持ちがわかるなら、最後まで諦めるな」

ジョンヒのところにジンスが来る。

ジョンソンとミョンスの一騎打ち。
弾切れで、満身創痍で戦う。
ミョンスを追い詰め、最後はミョンスの武器を奪って、注射する。
「人は裏切る」

ジョンヒ。
かろうじて意識を保っている。
ジョンソンが抱き上げると
「ふたりで話したいことがたくさんあるのに」と事切れる。
ジョンヒを背負って歩くジョンソン。
怪我で思うように進めない。
「一緒に行こう」
ジョンヒを抱えて泣くジョンソン。

ジンス。
ピョ・ジョンソンは口座の秘密と共に葬り去られる。
トン・ジュンホは、ロシアの大陸ガスで北朝鮮と韓国の協議を成立させた立役者だと。

ジンスは、ジョンソンを逃がしてやる。
トン・ジュンホに電話するジョンソン。
どこまでも追いかけると言うジュンホに、自分から行くと告げるジョンソン。
「ウラジオストク、1枚」
明月

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