ましゅー

スパイダーマン:ホームカミングのましゅーのレビュー・感想・評価

3.8
2022年になってまだ2週間あまり。早くも自宅鑑賞分は3本、劇場鑑賞に至っては5本分もスタックしております😭😭😭
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調子に乗って金曜日に飲み歩いてるからか…いや。いつになく観たい映画が年初からガシガシ登場しているのを、いつになくガシガシ観てるからか…
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ともあれ行きます。
今年は自宅鑑賞もなるべく網羅したいので、今年になって溜まった3本の内まずは1本め。
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はい。時間を正月に巻き戻します😂
アメスパ2に続き、ノー・ウェイ・ホームを存分に楽しむために1/2(日)深夜(1/3(月)未明)に観た、それまで未見であったMCU版/ピーター・パーカー= #トムホランド のスパイダーマン タイトル作1作めです。
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なんせ私、いきなりマイティ・ソーの1作めを観た後、アベンジャーズ1作めを観たのがMCUとのファーストコンタクトであり、それ以来10年間ほどMCU作品は全く観てませんでしたよ…。(2014〜2018年の、映画という映画、ほぼ無鑑賞期間含む)
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故に、このホームカミングを観るに当たっても、アベンジャーズという基本中の基本の知識は最低限持ち合わせてはいたものの、そこに至るまでのMCUの成り行きは、ここ数年間の記事をざっと斜め読み・色々な方の各投稿をさっと眺める程度にしか知らず、熱心なファンの皆さんのようなMCUに対する思い入れは、ほぼ無いのが前提。
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また『サム・ライミ版が至高』との感覚は今でも変わりませんが、アメスパを2まで観るに至って『これも良いな…』と思ったのは、『大いなる力には、大いなる責任が伴う』という、スパイダーマンとしての根源が体現されていたからというのは、その際のpostに記した通りです。
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翻ってその前提に立ち、このホームカミングを観た当初の感想は…

『これ、スパイダーマンか…?』

というもの。
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はい。率直に言ってそうでした。
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これまででピーター・パーカーの設定年齢が一番若いからか、大いなる責任どころか、単にアベンジャーズの一員になりたいという一心であわや大惨事という事態をいくつか引き起こし、その一方でクラスのマドンナとも何とかねんごろになりたいという自分自身の欲も捨て難いというあやふやさ…。
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しかも、お決まりのベン叔父さんの死による『大いなる責任』の自覚もなく(本作以前に既に亡くなっている設定)、メイ伯母さんはヤケに若く、クラスメート(特にネッド)の存在もなんだかうっとおしく
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しかも肝心のスパイダーマンとしての特殊能力をどうやって得たのか?と説明するシーンも特になく…。
なのでアイアンマンみたいにスーツのおかげでスパイダーマンとしての能力が発揮されると思ったら、終盤はスーツなしでガシガシ戦ってたんで『え?え?え?』と正直混乱してました😅
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(後から調べると、このホームカミング以前に、MCUの一作「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に既にスパイダーマンは登場していたようですね。そこでもスパイダーマンになった所以は特に描かれてないようですが、それでもその時点で既に特殊能力があった事には触れられていたみたいですね。)
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という風に、混乱のまま、あまり得心がいかないままに観終わったのが鑑賞直後。
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ただ、です。
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ここからが後出しジャンケンの良いところで🤣

ファー・フロム・ホームもNWHも全て観終わって(MCU他作品は相変わらず観れてませんが😅)もうちょっと補足的な記事も読み込んだからこそ、言える事。
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『これも確かにスパイダーマンだよね』と。
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そうなんです。
これこそ、マルチバースにつながる布石なんじゃないかと。
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さらに言うならば、スパイダーマンには色々な世界観を受け入れる土壌がそもそもあるじゃないかと。

だって
・古くはごく初期のマーベルコミック版スパイダーマンの1, 2巻程度までは読んでたし
・加えて日本でのコミカライズ版、池上遼一作画(途中からストーリーに平井和正が加わったようです)のスパイダーマンも
・さらには日本版、仮面ライダーとか戦隊モノの様に悪の組織と、巨大変形ロボット(マーベラーからレオパルドンに変形)が登場する、いわゆる東映制作の特撮版スパイダーマンも

そもそも多種多様なスパイダーマンを受け入れてたじゃないの、私🤣
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と、今だからこそようやく思い至ったのですよ🤗
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というわけで今日はここまで。
次は「ファー・フロム・ホーム」でお会いしましょう(また来週か😂!?)
ましゅー

ましゅー