オープニング、お馴染みのMARVELタイトルにまさかアノ🕷曲が!!!
久々にタイトルだけでシビれたね。
それだけで音楽のマイケル・ジアッキーノは最高の仕事をしたと思う。
スタートレックといいジュラシックワールドといい、アレンジだけなら天才だな、ほんと。
なお、劇中曲はいたって普通で、ほんとこの人は凡なのか非凡なのか分からん(笑)
内容も総じて音楽と同じく、今年一番アガったトコロもあれば、どうしようもない演出もあったりと、教科によって満点と0点を取っちゃった生徒をもつ先生のようで、何とも評価が難しい(笑)
しかし、先に観た職場の同僚が「歴代最高傑作!」と言いやがって、否が応でも期待が膨らんでしまった上での鑑賞と考えると、やっぱり高得点をつけたいかなと。
評価を一切遮断し、今日あたり仕事帰りに観ようと思ってた矢先、満面の笑みで言ってくる最悪の展開だったが(笑)、彼が言いたくなる気持ちは理解できたので。
あと、悪役のマイケル・キートンがまんまバードマンで笑ったが、やっぱりあの顔はバットマンより完全にヴィランだと再認識。
どんな手段を使っても仕事を取りに行く土建屋の社長が悪事に手を染めて本職のヤグザになっちゃった感は、汚れ役が誰より似合う彼にぴったりだ。
また、サム・ライミ版よりさらにヒロインが可愛くない反面、歴代の中でも群を抜いた主人公の中坊感が、観客が共感できる若気の至りとして描かれていた点には満点をあげたい。
ヒロインはアメージング>サム・ライミ>本作で、主人公は本作>サム・ライミ>アメージング。
☆☆☆★★