KUJIRA

バーフバリ 伝説誕生のKUJIRAのネタバレレビュー・内容・結末

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の退屈さを耐え、ようやく待ちに待ったアクションシーン。女性が棒立ちで剣を振り回すと敵がバッタバッタと倒れていく。剣の達人とされる老人の動きがスロー過ぎる。嘘だろ。アクションが駄目なら終わりじゃん。
その後のシーンは、さらに酷い。作り物感満載のセットにCG丸出しの暴れ牛。それを正面からパワーで倒してしまう国王。全体的に演出が昭和の邦画っぽい。カットの切り替えが下手過ぎる。1連のシーンなのに、別のシーンかのような繋ぎ方が頻繁にある。画の明るさの差とか、人と人の距離とか。雑過ぎる。
木の上から弓を引いている女に、上から近づいて肩にペイント。ヘビで注意を逸らしているとは言え、何故気付かれない。
ヒロインは綺麗だ。色々なコスプレを披露してくれてセクシー。でも主演が釣り合わない。何かキザな演出が多々あるが違和感しかない。男優陣は、むさ苦しいおっさんばかり。
終盤で過去に遡り、親父であるバーフバリの話になる。それでも、相変わらず退屈。戦争で指揮官が先頭切って突っ込むなんて有り得ない。有り得ないけど、あれ⁈面白い。走ってる馬から飛び降りて戦ったかと思えば、走って追い付き飛び乗る。最早、馬に乗る意味が無い。槍を振り回す、剣を繰り出す度に敵が吹っ飛んで行く。三国無双だ。
自軍2万に対して、敵軍10万と数は劣勢だが、装備に差があり過ぎる。自軍は全身を金属製の防具で固めてあるのに、敵は布と革。
この戦闘シーンだけ別の映画だ。ここだけ飛び抜けて面白い。何だやれば出来るじゃないか。
なのに、話が思いっきり途中で唐突に終わる。続きは2で、そう言う感じか!
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