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日蝕と満月/日食のkazu1961のレビュー・感想・評価

日蝕と満月/日食(1907年製作の映画)
3.6
▪️Title :「日食」
Original Title :「The Eclipse」
▪️Release Date:1907年
▪️Production Country:フランス
🏆Main Awards
※※※
▪️Appreciation Record :2019-100
▪️My Review
映画創世記短編集のDVD鑑賞。
9分というメリエスの作品にしては長い作品となっています。「月世界旅行」(1902)と似た部分が多々あります。冒頭の学者が生徒たちに日食について教えるシーン(黒板を使用するところも同じです)、顔のついた月と太陽などがそうですね。
月世界旅行とワンセットで完食するのも良いですね。
▪️Overview
ジョルジュ・メリエス監督作品。
1人の学者が生徒たちに日食について説明している。日食の時間が来て、学者や生徒たちは日食の様子や他の星たちを眺める。興奮しすぎた学者は、窓から落ちてしまい、生徒たちが学者を介抱する。
当時、日食のシーンで月が太陽に完全に重なると、月に浮かんでいる顔が快感を感じているように見えるという指摘があった。また、月の人物は女性のようにも見えるが、男性といえなくもなく、初めてのゲイ・フィルムだという指摘もあった。
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