DRY

レディ・プレイヤー1のDRYのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.2
ゴーグル一つつけることで全ての夢が実現するVRワールド「OASIS(オアシス)」。寝食以外は誰もがそこを訪れ、望んだ者へと変化し現実ではできなかった願望をかなえていく最高の世界。
その創設者が残した遺言により、全世界を巻き込む宝探しが始まった...。
監督はスティーブン・スピルバーグ。

あらすじや冒頭の説明でも分かる通り、内容はかなり王道的。
「俺の財宝か?欲しけりゃくれてやる、探せ!」という某少年漫画のようなノリ。
日本でも馴染みのゲームやアニメ、特撮から様々なキャラクターが登場する。
最新のゲームも出てくるので現代の子供はもちろん、80年代90年代のネタも多く大人でも楽しめる作品となっていた。

個人的見どころは、とある傑作ホラー映画のパロディシーン。一瞬ではなく結構ガッツリやっていて、しかも映像の古さなども見事に再現されていたのでその映画のファンなら間違いなく興奮するシーン。(逆に知らないと楽しめないかも。)

予告でもRX-78ガンダムが(何故かZZガンダムのポーズで)登場し話題となっていたが、あのガンダムが予想以上に良い登場の仕方をしてくれる。あそこはパイロットも含めてカッコ良かった。

決して各国のポップカルチャーから登場するキャラだけが見どころの映画ではなく、グーニーズのような謎解きとアドベンチャー要素もあり、斜めに構えずに見ていればきっと楽しめるはず。
DRY

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