DRY

ジョン・ウィック:チャプター2のDRYのレビュー・感想・評価

4.1
前作から5日後。前作のマフィアによって、引退生活から呼び戻された伝説的なヒットマン、ジョン・ウィック。
引退前に犯罪組織の幹部、サンティーノと血の契約を結んでいたジョンは契約を守るためローマへ向かい、そこで世界で最も危険な殺人者たちと戦うことに...。

ジョン・ウィックシリーズ第二弾!
脚本は正直薄かった。
しかしそもそもジョン・ウィックにストーリーを求めるのが見方としては間違い。
この映画が「とにかくキアヌの戦う姿を見てくれ!」みたいな作品なのは前作の時点で分かっているので。

拳銃、アサルトライフル、ショットガンを巧みに使ったジョンの惚れ惚れするほどカッコ良い近接格闘、ガンアクションを見せてくれる本作。
そのアクションを殆ど殺さないカメラワークと画作りがまた良い。無駄なカット割りもほぼないので非常に見やすい。

今作一番の見所は装備を整えるシーン。「仕立て屋」や「ソムリエ」といった厨二心をくすぐられる隠語、会話のオンパレード。男ならワクワクしてしまうシーンばかりなので見ていてとにかくテンションが上がるし楽しい。

個人的には前作以上の出来。
海外でも人気のためコンチネンタルホテルを舞台にしたドラマも製作中とのことで。これも楽しみです。
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