東京サミットの開催地である施設で大規模爆破事件が発生。現場に残された証拠品や指紋から毛利小五郎が容疑にかけられてしまう...。
今回の映画、複雑な警察内部の事情をストーリーに絡めていて子供向けアニメにしては難解。
そのため、観る前に警察庁・警視庁・検察庁の違いについて予習しておくとより内容が理解しやすいと思います。
この映画の主役は勿論ポスターにデカデカと出ている安室透(降谷零)。公安警察である彼は劇場版で以前『純黒の悪夢』にもメインで登場し、赤井秀一と観覧車の上で格闘を繰り広げた。今回の映画は彼が主役ということもあり謎の多いキャラクターとして非常に魅力的に描かれていた。
終盤のカーアクションや派手な爆発は劇場版コナンらしく迫力があり、やや難しい内容ながらも子供も満足させる作りとなっていた。
前作や前々作に比べるとアクションパートは短いのですが、最近の明らかにやりすぎなトンデモアクションが無かったので個人的には冷めることなく最後まで楽しめました。
