エイガスキー

マグニフィセント・セブンのエイガスキーのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
3.0
元になった「七人の侍」「荒野の七人」は未視聴ながらも十分に楽しめた。
勧善懲悪、派手な銃撃、仲間との協力、憎々しい悪役、老兵、豊満な美女、教会等々・・・。
ザ・西部劇といった感じでエンターテイメントとしてのツボをすべて押さえていると思った。
冒頭のシーンとラストシーンの対比も良かった。
色々な伏線・・・とも言えないようなわかりやすい仕掛けを期待通りに回収してくれる。
町での戦いは「十三人の刺客」やゲーム「ライブアライブ」の西部編を思い起こさせる熱さでとても上がる。
仲間集めがあっさりで、命を懸けてまで戦う理由が若干弱かった気もするが、小難しい映画が多い昨今、エンドロールが流れた時に「ああ、自分は映画を見た!」と実感でき、自然と笑みがこぼれた。