東京国際映画祭学生応援団

ベイビー・ドライバーの東京国際映画祭学生応援団のレビュー・感想・評価

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)
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出会ってしまった、名作に…!
初見時のあの感動は今でも忘れません。笑

イカすカメラワーク、無駄のないストーリーテリングと、完璧なキャスティング、そして映画のすべてを語る選曲、これはもはや神業でしょう。

おそらく誰もが観入ってしまう冒頭のカーチェイスと、タイトルからの長回し。

オープニング早々こんなに飛ばして大丈夫か…?というこちらの心配にも及ばず、ストーリーはそのまま加速していく一方!結果、美しすぎるラストが待っていました。

聴覚障害と犯罪と純愛と音楽。
こんなに統一感のないテーマが盛り込まれているにも関わらず、滑らか過ぎる映画の進みが、非常に心地良い。

これも音楽とストーリーの完璧な融合の賜物でしょう。キャラクターの動きや街の騒音、銃声やカメラワークの切り替えにマッチした音楽の数々は、圧巻ですよ。

そして…劇中に登場する車種の多さにもわくわくしてしまいます。SUBARUのインプレッサをはじめ、トヨタのカローラ、シボレーのPTクルーザー、プリウス、ベンツのCクラス、Sクラスなどなど、監督エドガーライトの好みも垣間見れますね。笑

《鑑賞者:ひろ》