BGMが格好いいアクション映画はよく見かけるけれども、音楽を完全に演出の中に組み込んだ映画は初めて経験した。
メロディや歌詞だけでなく、1音1音に演出の中で大事な役割を与えている。
超絶お洒落演出。
冒頭のカーアクションで度肝を抜かれ、
コーヒーを買いに行くだけのオープニングシーンのお洒落さに感動し、
次のアクションシーンを心待ちにする。
この映画の楽しみ方はこんな感じ。
ストーリーはVシネマとかでもありそうな良くある話だけど、それは特に問題じゃない。
強いて物語の設定の中で気に入っているのは、スーパードライバーの主人公「BABY」は、幼き頃の事故で耳に障害を持っていて、爆音で音楽を鳴らさないと前に進めないというキザな設定。
厨二病スレスレだけれども、それもまた格好良い。
