huluのオンライン試写で鑑賞
アル中で蒸発した母は亡くなったと聞かされていた三姉妹が、実は母は生きていて認知症で入院中であるということを聞かされる。
三姉妹は母の足跡をたどることになるのだが、次第に自分たちの思い出の中とは違う母の姿をみることになる。
このあたりの流れは秀逸。自分の人生って当たり前だけど主役は自分。他人は脇役。だから、つい「あの人」はああいう人だから、と決めつけてしまう。しかし、自分にとっては「あの人」なんだけど、「あの人」もいろんな思いをもって人生を過ごしてるわけで、ついつい自分だけ側からしか物事をみていないのかな、と思ったりした。
三姉妹以外にも、母親役の鈴木保奈美の好演が光る良作
