great兄やん

レディ・バードのgreat兄やんのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
4.3
一言で言うと「愛のある”衝突”」
[あらすじ]
レディ・バードと名乗り、周囲にもそう呼ばせているクリスティン。高校生最後の年に看護師の母マリオンと進学先を決めるために大学見学に行くが、帰りの車中で地元のカリフォルニア州サクラメントから離れて都市部の大学に進みたいと言ったことから大げんかになる。それ以来、母と衝突を重ねる一方、親友のジュリーとも疎遠になってしまう...。

愛だな〜😊...
やっぱりあのような時期に一番大切なものって、”友情”や”恋人”とかじゃなくて、親からの”愛情”なんだって改めて気付きました。
凄ーく良かった!
特に思春期真っ只中の女子が観たらかなり共感出来る部分があるかも...もちろん男子の自分でも共感出来る所があったんで、とにかく思春期の道を突っ走ってる人達にオススメです!
にしてもこういう複雑な年頃の感情や思いをこうも分かりやすく、そして軽やかに描けるグレタ・ガーウィグって一体ナニモノ🤔...初めて監督したとは思えないくらい素晴らしい出来栄えでした。
その他にもノミネートされた二人の演技も、まさしく娘と母のように見えるリアルな演技だったんで、ノミネートされるのも納得です(๑•̀ㅁ•́๑)✧
特にお母さんがね...なんだか自分の母と性格がそっくりだから空港のシーンで思わず泣いちゃった😢
自分も大学へ行ったらああいう風になるんでしょうね...
とにかく親は自分の子供を嫌いだから衝突するのではない!愛があるからこそ衝突ができる幸せがあるのだ!!という素晴らしいメッセージがこもった映画でした。