これ、駄目だった。
SFコメディ(ミクロキッズみたいな)だと思って観たのが失敗なのだが、ポスターや予告からそう思った人は少なくないはず。
私はそれを製作側とか宣伝部の確信犯だと思っていて、そこがまた許せないし、まんまとハマった自分にも腹が立つ。
こういう痛い失敗を繰り返して、人は映画勘とかシネマセンサーみたいなものを培っていくと思うので、まあ貴重な経験をしたと思っておこう。
いや、小さくなった世界でのエネルギーとか環境問題とか、やりたいことは分かるのだがそれが消化されていない。
ドラえもんなら、こういうところをきっちり、しかも楽しく見せてくれるのだ。
ここからネタバレ。
小さくなった主人公を、小さくなった人たちの中に入れてそこだけで物語を進めても、そりゃふつーのドラマにしかならないでしょ。