チケットもぎりの入り口から席へつくまで、前を歩いていたヤング女子が全員この映画の公開されるスクリーンへ入っていくので、自分は入るところ間違えたんじゃないかと確認しなおした。
席へついても、さらにゾロゾロとヤング女子が入ってくるので、ほんとにみる場所間違ってないかと、もう一回外へ出て確認したくらい。なんでヤング女子がきたのだろうか。ジャニーズの知念侑李が出てるからか？すごいなジャニーズ。おっさんは知念くんじゃなくて、敵方の凄腕剣士で渡辺裕之がみれたことがうれしかったけどな！
さて前作は自分の中でオールタイムベスト１０に入れるほど好きな作品ですが、今回は流石にそれに及ばずというところ。
前作には、厳しい期日までに江戸に到着しないといけないという「緊張感」と、参勤交代のウンチク、それに制度の裏をかく「知恵」があったのだけど、その二つが消えて陰謀によって奪われた城を取り返すというよくある時代劇になってしまったのが残念。そう書くと面白くないように思われるけど、そういうわけでもない。自分の場合は観たいものと少しズレたのと、前作から時間がたったてめ期待値が大きくなりすぎたのかも。続編映画の期待値って、思い出と一緒で悪い事全部忘れて、いいことだけが増幅されるもんですよね。
ひとつ言っておくと、この作品は予備説明一切なしで、前作のラストから話が続くので前作観ておくの必須。そして前作をみたら、そのまま一気に映画館で観るのがいいかもです。
厳しい言い方をしたけど、前作からの愛すべきキャラクター達は健在。佐々木/内藤とんでもなくいい人軍団ＶＳ陣内/老中悪い人の対立はやっぱりいい。勧善懲悪。ベタな展開、ベタな台詞、だがそれを励みとする人達がどれだけいることか。やっぱりエンタメの王道ってこうあるべきという作品。
