イエス

メッセージのイエスのネタバレレビュー・内容・結末

メッセージ(2016年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

※執筆整理中

円環構造(エンディングからオープニングの場面が地続きでつながる)→円環(ウロボロス)→ヘプタポッドの言語の円
執拗に口元にさわる描写による示唆
7人の生徒、教える
まるで映画のスクリーンと想起
こちら側に教授
「唇は?」
20分、10分、10分、5分
二進法
墨、タコ、語順の同始性による音と書、ライティング・リーディング・スピーキング・リスニング・
だからこそ、過去の言語も理解できた。(備わった瞬間から、備わっていたという円環理論)、S主語+V動詞+O目的語→SOV(中国、日本、アジア圏)→SVO→…OSV
→つまり、争いの過激派が中国、ベネゼエラなのは母語話者が一位中国語、二位スペイン語によるため
→What is your purpose on Earth?
S=主語・your
O=目的語・purpose
であって、
Oが①ではなく、まずはSが①
相手の目的を聞くことが優先だとしても、まずは誰の(相手または自分、相手が二人いたなら、どちらの)目的なのかを選定する必要性。教授と子を教え、育てた経験がある(経験があった、経験をする)からこそのコミュニケーションのゼロ地点。
先住民に“親らしき動物のお腹の袋から顔を出している子供らしき動物”を尋ねると、先住民は「カンガルー(わからない)」と答えた。の俗説の引用。
引用が裏打ちする物語の言葉に対する補完理解。

立ち位置の考察。右脳、左脳と言語野と数学野の担い手。

麻雀が二人の場合、二人零和有限完全情報ゲームの可能性があるか?→非ゼロ和でないからこそ、武力による行使を選択した。


HANNAH ハンナ 前後 上下 シンメトリー 未来と過去
+ IAN イアンの名前の意味 → I AM とも
質問、ウィンウィン、非ゼロ和ゲーム→未来からの教え
夢の中、タコ化→「ハンマーをもつと、周りがクギに見える」→ルイーズの視界(概念拡張による他者及び未来見知への示唆)
時間軸の存在しない映画→こちら側にとって鑑賞前と鑑賞後で“知っている(I know)=つまりルイーズと同じ未来見知能力”の言語理解によって、追体験であったものが原体験として実際に存在してしまっているというジレンマが生まれる。ある種、知らない状態に戻れないということは(一時的に忘れていた=ルイーズの覚醒までの過程と同じ状態になる)映画そのものがもはや物語を変更できない完結・完成したものとするのに等しくなる。
皮肉や悪態のある言葉がイアンから消えていく→言語がその人間を形成する→で、ルイーズはどうなったか?
リタイアした前任者(到着時に運ばれていた人物)=ウォーカー(英語表記の意味合いにより、ルイーズの役割が判明)
独身者の定義、コミュニケーションがとれるから?とれなくても?
→なぜ、ルイーズは自覚がないのかも、こちら側は追体験する=映画的文法の必然性と、この作品にしか表現できない時間軸の在り方(造り手の演出ではない純粋な作品から生まれた時間軸の在り方)
唇、惑星、絵本=飛行船は地球の唇(口)…地球に口があったら
I know、病院のベンチに座り
27日目から、一ヶ月=マンス=マウス(口)
覚悟、悟り、全知全能
Love speaks, even when the lips are closed.→直立した唇が正常の向きになる。
一瞬、老婆のルイーズが子供を抱くシーンが映るがあれは?

あなたの武器は?
言葉が武器?
イアンが読んでいたルイーズの本の序文

「子供をつくろう」《病気で将来、死ぬけれど》
最後のルイーズが答える

「YES」(神の話に一気に立ち還る)
イエス

イエス