私の中で、映画はこうでなくっちゃ！というような歓びが感じられる映画でした。何をおいても人情、おもいやり、愛は至高。それを体現させてくれる映画が観れて幸せ。もうつじつまや理屈なんてどうでもいいのです（笑）
人はこんなふうにまっすぐに、不器用でもただひたすら愛を持って信念を貫き生きるべきだ！と、この映画を見て私は改めて思うことが出来ました。
わかりやすく出てくる悪人と強烈に善人なパジュランギ。それに感化されるかのように人々の善意が増大していく様は観ていて痛快。美しい景色やカラフルで雑多な街に車、若干長すぎるダンスシーンも映画に彩りを添えています。そして本当に愛らしい少女。話せないことがさらに彼女の魅力を大きくしていて、見せ方がホントうまいと思います。
インドとパキスタン、異なる宗教。背景となることには無知な部分が多くて感じ方が薄いところもあったと思いますが、私は常日頃から映画を通して世界を教えてもらっているので、今回もそういう部分でも今までのなけなしの知識をつなぎ合わせることが出来て良かったです。
とにかくこういう映画を観て力をもらい、私は明日も頑張れる。ありがたいことです。生きてんのがしんどいなと思う状態に陥ったら即観ましょう！DVD買って常備しておこうかな（笑）
