たけちゃん

ハドソン川の奇跡のたけちゃんのレビュー・感想・評価

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)
4.2
正しい判断だったのか?


クリント・イーストウッド監督 2016年製作
主演トム・ハンクス


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、1月15日は今からちょうど10年前、2009年1月15日午後3時30分頃に、USエアウェイズ1549便がニューヨーク市のハドソン川に不時着した日です。しかも、その不時着による犠牲者はゼロ。
このニュースは「ハドソン川の奇跡」として世界中を駆け巡りましたよね。

事故原因は両翼のエンジン同時のバードストライクによるものでしたが、その後、空港に戻らず、川に不時着したのは適切だったのか、その判断を機長は問われたんです。
この、"その後の話"は僕らの耳には届かなかったので、全く知りませんでしたよね。それを映画化したのがこの作品です。

タイトルの「Sully」は機長のニックネーム。
みんなに慕われていたのが分かる、いいタイトルだなぁ。
でもね、英語で「sully」って、「名を汚す」の意味もあるんだよね。途中、この美談を糾弾する人々の姿は、まさに "sully a Sully's good reputation (サリーの名声に泥を塗る)"こと。
でも、それが見事に晴らされるのは爽快!
映画で「Sully」の汚名がそそがれました(^-^)
このタイトルセンス\( `皿 ´ クー)
素晴らしいなぁ、イーストウッド監督( ˘ ˘ )ウンウン



実はこの映画、僕が、フィルマで初めてレビューした作品なんですよ。でも、日の目を見ることなく、葬られました(笑)イイネ、ナシ
この機会に再投稿します。
よろしければ、読んであげてください( ¯−¯ )フッ

僕の昔のレビューってさあ、なんか硬いよね(笑)
まだ、かっこいいレビューを書こうと思ってた頃。
あ~、やだやだ(笑)
でも、恥を晒してこそ供養。
そのまま載せま~す(*^-^*)ゞテヘヘ


【過去レビュー】
実話に基づく作品ですが、演出手法はまるでドキュメンタリーを見るような丁寧な作品です。
しかし、だから淡々と時系列に追っていくのかというとそうではなく、ところどころ挿入されるキャプテンのフラッシュバックが効果的で、作品の臨場感を高め、主人公の葛藤に上手く感情移入させてくれます。

最近の事件で誰でも知っている内容を、観客を含め本当にそれが真実なのかと疑い、証明していく工程は、とてもドキドキします。
あとは必要以上に感動的な演出をしなくとも、実話の持つ力で感動を呼び起こします。それを見事に引き出すイーストウッド監督の手腕が素晴らしい。


以上です。
硬い(笑)
レビューはイマイチですが、映画はほんと、素晴らしい作品でした(^-^)