リップヴァンウィンクルの花嫁のmのレビュー・感想・評価

綺麗で儚い映画。
七海とましろは性格は正反対だけど、どちらも優しくて、この世を生き抜いていくにはあまりに不器用。独特の感受性を持っていて、世界を真っ直ぐに受け取めてしまうというか、丸腰で殺伐とした世の中を生きているような人。そんな人達が上手く生きていけないこの世の中。反対に安室のようなずるくて頭のいい人が上手いこと生きて得をする。そんな世界なんか嫌だな。
七海ちゃん、どうか幸せに生きて。
引きずってしまう。