濃い血統。
恐らく宗教がモチーフなうえ、突飛な解釈であろうから意味的なものは一切わからないものの、表層の物語は単純で、どう見ても爆笑しか起きないシーンの数々があり、ピエロをやってたホドロフスキーより…
蛙の子は蛙。
その言葉にふさわしいとはまさしくこの映画のことだろう。
父があまりに映画界で偉大な監督であるので、プレッシャーもあっただろうに、父であるアレハンドロのテイストを踏襲しつつも、自分なり…
赤いドレス、赤い幕、赤バックへのフェードアウト、真っ赤なアイテムを散りばめておいて、血は真っ白というアバンギャルドな色表現。シンメトリーの幻想的な映像美。戯曲のような映画。美しい声は他人にうつると魅…
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