しおえもんGoGo

ジュラシック・ワールド 炎の王国のしおえもんGoGoのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ついに初見のジュラシックシリーズ。

ブルーに世界中のジャーキーをあげて欲しい。

久々の再会で気を許そうかと思った途端にだまし討ちで撃たれ、閉じ込められて拘束され、傷口を散々いじくりまわされる拷問を受けてるのに全然助けてくれない(ブルー目線)オーウェンを今回も体を張って助けてくれる。
さすがに助けた後はちょっと優しくしてくれたけど「俺と行こう」と示した先がまた監禁部屋ということでお別れを決意したみたいだが、ブルーの愛情深さと健気さには参る。ちびブルーもめちゃくちゃ可愛くて、ラプトル4姉妹が並んだときはオーウェンじゃなくともテンションも上がろうというものだ。
後途中で出てきたヘルメット被ったような恐竜も、ポケモンにあんなのいなかったっけ?めっちゃ可愛い。

ストーリーとしては、人間の欲深さにさらにウェイトをかけた結果、恐竜のウェイトが軽くなってしまい、それをブルーの可愛さで補ってるような話になっている。洋館が舞台という事もあってほぼファンタジーのドラゴンの世界。
ラストの展開は少々驚いたが、クレアがあのボタンを押さなくて本当に良かった。もし押してたらジュラシックパーク2のサラを超えるイラつき度になっていただろう。「なにやってくれてんねん」とも思ったけど、クローンの少女の行動という事でクレアがやるよりは切実さもあるし、マルコム博士の「Welcome to Jurassic World」でタイトルの伏線回収がなされ、ここまで想定された上でのタイトルだったのかと感心した。

島の桟橋で悲しく鳴くブラキオサウルスは胸が痛かった。ジュラシックパークで初めて会ったのがブラキオサウルスだっただけに余計に。
また最後のモササウルスの登場の仕方が最高に良い。あれだけ延々と見てられる。

一方で邦題「炎の王国」と言うのに火山島はほんの一部だった。映像がとても綺麗だっただけにもうちょっと見たかった。
室内での追いかけっこに始終した印象。島でのスケール感が欲しい。
インドラプトルが女の子に執着し過ぎではないだろうか。
女の子、可愛いのはいいけどキーキー悲鳴上げすぎ。
ヘンリー・ウー博士はそろそろ何らかの罪に問われるのではないか。
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