『変な映画だった』
なんかすごい変な映画だった。
基本、観た映画の感想はすぐに書くんだけど、なんだかうまくまとまらず1日持ち越し、まだ上手くまとめる自信はありません。
事前に聞いていたストーリーとか、予告編とかで想像していたストーリーとまったく違っていたのが、かなりの驚きでした。
はっきりいって前後半の二部構成。
第一部の前半が割りとつまんなくてかなりつらい思いをした後これがどんどん面白くなっていく。ところが第二部になるとまたちょっとつまんなくなってそこからクライマックスへ向けまた盛り上がる、奇妙な構成。
この前後編がそれぞれ結構雰囲気が違っていて、「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」に似てる気がします。
またストーリーを進めるための悪役の悪事が結構アホなんですよ。雑というか。いや、あの人たちあの後どうするつもりだったんだろう?
肝心の恐竜の描写ももはや珍しい希少動物に過ぎない感じがします。
恐竜をパンダに置き換えても支障なくない?
ブライス・ダラス・ハワードは相変わらず胸元の大きく開いた衣装で、まあ観てる分には大変嬉しいのですがこれってただのセクシー担当に過ぎないのでは?
というのも彼女の成長物語は前作で終わってるんですよね。もう特に彼女そしてクリス・プラットについても語るべき事がないような気がしました。
その分、富豪ロックウッドの孫娘、メイシーはドラマチックでよかったんじゃないかな。
もしスピルバーグが監督なら、画面内の追いかけっこ(悪役がやって来てヒロインがそれに気づかれないよう身を隠しながら逃げる)をスリリングに描写するんだろうなあとか思いましたけどね。
なんだろう、ここまで激しく物語を揺るがす展開になるとは思わなかったんだけど三作目どうなるの?
こういう三部作あったよね。
もはや三作目が観たいのかすらよく分からない今現在なのです。
後、音楽のマイケル・ジアッキーノは何でこんな人気あるの? 本作で印象的なスコアは全部ジョン・ウィリアムズのものじゃない? エンドクレジットの音楽ホントにつまんなかった。
いやブライス・ダラス・ハワードはよかったよ。ありがとう、ブライス・ダラス・ハワード
劇場(MX4D吹替版)にて。18.07.13
2018#066