ゆめのほとり -認知症グループホーム 福寿荘-の作品情報・感想・評価

ゆめのほとり -認知症グループホーム 福寿荘-2015年製作の映画)

製作国:

上映時間:85分

3.5

「ゆめのほとり -認知症グループホーム 福寿荘-」に投稿された感想・評価

この映画で描かれてる介護の様子は理想的なものに見えるから、逆に現実の厳しさに気付かされる。あんなに大切にされて最期を迎えられたら幸せだろうな、それが他人であったとしても。
マイムマイムの曲よかったなー。懐かしかった。

生きてるという感じ。
生きてるなー
数え歌のおばあちゃん、すき。
クワン

クワンの感想・評価

1.8
あと30年たったら、もう一度見てみよう。もっと、感情移入できるだろう。
同じ認知症をテーマにしていても、「毎日がアルツハイマー」や「徘徊」には映画としての出来は遠く及ばない。何の「問題」も浮かび上がってこず、ただ単に優しく接する職員ばかりが登場するこの映像に何の意味があるのだろうか?「優しさ」や「寄り添う」営為さえあれば福祉が成り立つとでも考えているのだろうか?もしかしたらこれは単にこのグループホームの宣伝映画なのではと勘繰ってしまうほどの<無毒>さだ。
そう、たしかに理想的な認知症支援のありかたがここにはあるだろう。そして理想的な「職場」像も提示される。なによりも<家庭>のなかに閉じ込められ、ストレスフルな家族介護を行っている人々にとっての救いやエンパワメントとなる力は十分に映像として持ち合わせている。しかしただそれだけなのだ。過酷な労働環境が昨今喧伝されている介護業界の抱える問題群のひとかけらも見えない(見せない)ユートピア。もちろんこんな素晴らしき世界があるに越したことはないけれど、ドキュメンタリーがするべきことはもっとほかにあるはずだ。
余談だけれど風景や植物の撮り方だけは美しい。
言いたいことが上手く言えない。相手が言ってることが理解できない。
認知症であろうと、なかろうと人間誰しも同じじゃないか。そう思えた。