あーや

君の名は。のあーやのネタバレレビュー・内容・結末

君の名は。(2016年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

今更ながら一昨年の大ヒット作「君の名は。」を観ました!やっと観ることが出来て良かったです。
まず良いと感じた点は、口噛み酒や組紐などのアイテムを登場させたことです。その文化について観客に興味を持たせる機会があったことはよかったですね。しかし物語に無理矢理絡めているようにも見えます。良かった点、以上。
タイトルからストーリーまでオリジナル要素が皆無と言うことはもう日本中で知られている事実ですが、それよりも他に気になることがちらほらあって作品の世界に入り込めなかったです。先ず何故彼はあんなに知らん女の乳を揉みしだいたり、彼女は下半身にイチモツが付いてることを朝一で確認したりするのでしょうか?一度目ならわかりますが、あそこまで何度も何度も揉む必要があるのですか?勃つ物も付いていないのに。本能なのかしら。しかし身体が入れ替わっていることは身体を触らずとも部屋で判るでしょう。部屋の内装で。あとなぜ滝くんは口噛み酒でタイムリープが可能だと閃いたのでしょうか。いくらなんでも他人の唾液で発酵させた酒なんて飲めないでしょうよ。。私、例えコリン・ファースの口噛み酒が目の前にあっても気持ち悪くて飲めないわ。その他、ヒロインはいつ彼に恋をしていたのか?池に向かって名前を叫ばずにさっさと下に落ちているマジックで名前を手のひらに書いておけば?等、疑問が次々に浮かぶ。「すきだ」って何よ……家族そろって笑いました。初笑いの提供、ありがとうございます。
あと頻繁にかかるRADWIMPSがしつこかったです。このバンドを好きではないからでしょうが、もう「ぜんぜんぜんせ」という言葉の音を聞きたくない。
個人的には細部まで人工的に作り込まれたまるで写真(寧ろ写真使っちゃえば良くね?)のような風景画よりも、手書きの抜け感や風合いのある画が好きです。この程度のストーリーでは労力を注ぎ込むべきは作画では無い。
ちょうどその数日後に魔女の宅急便が放送されていましたね。素晴らしいです。もうジジがかわいすぎて、出来ることならうちのネコを黒く塗りつぶして思いっきり愛でたくなりました。
「新海誠ワールド」へ自らレッドカードを喰らいに行った私は、さっさとNetflixで湯浅さんのデビルマンを観て原作を読んだ時以来のトラウマを更新しまーーす!
あーや

あーや