あーや

ゆれる人魚のあーやのレビュー・感想・評価

ゆれる人魚(2015年製作の映画)
1.0
映画大国であるポーランドの作品&流行りの人魚が主人公ということで期待してましたが、私には全く合いませんでした。「ゆれる人形」です。世界観は何とか出来上がっていたけれど、ストーリーはふたりの人魚(ポーランドは美人の多い国なのに決して美人ではない2人)が陸に上がって汚いパンクバンドとつるんでいる。以上。特筆すべき点は無し。音楽は騒がしいだけで翻訳の問題?と思うほど歌詞の内容も支離滅裂。わかる人にだけわかれば良いと言うような映像の展開。それなら私は理解出来んでええ。90分間ずーっと退屈でした。ただ世間の評価は良いようですね。世間との評価のズレは時々起こるので仕方が無いですね。この映画は自分の感性の鋭さを披露したい男の子が「ゆれる人魚って言うポーランドの新作映画が好きなんだよね」と映画好きではない女の子に言ったら「えーポーランドの映画を観たなんて変わってますねー博識ー!」と返されてもれなく優越感に浸ることができる。そういう人のための作品でした。なぜこれを新作ポーランド映画として日本で公開したのだろうか。雑誌で取り上げられたのだろうか。もう少し面白いポーランド映画の新作は他にあるはず···。役者、音楽、ストーリー、何もかもが面白くない映画でした。
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