これって友情？愛情？亀参上！
上のフレーズが分かる方はおそらく同世代です。(笑)
ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズの実写映画化第二弾。前作以上にハチャメチャなアクションに杜撰なシナリオ、お下品なギャグ。まあ、要はいつものマイケル・ベイ映画です。マイケル・ベイは今回製作を務めているだけなのですが、まるで監督作であるかのようなマイケル・ベイらしさに満ちた作品に仕上がってます。CGで描かれたタートルズたちは相変わらずキモ可愛い(キモいが8割)感じで軽〜くNYを救っちゃいます。更に今回はタートルズ以上に馬鹿なビバップとロックステディという敵まで登場！最強の馬鹿動物決定戦とでもいうような趣。
…と、ここまではいかにも軽いノリの作品に思えるのですが。実は割とテーマは重め。タートルズが抱えるヒーローとしての苦悩は、しっかり描けばかなり重厚な話になったでしょう。しかし、いかんせん掘り下げ不足でいつものおちゃらけに逃げてしまったのは残念。全編軽いノリにするか、シリアスにするかはっきりさせて欲しかったですね。どれだけアクションが派手でも中身がなければ盛り上がらない。
個人的にはややパワーダウンした続編だと感じました。
あ、エンドロールは最高です。
