#twcn
世界一美人が多いとされるNYのとにかくめちゃくちゃ可愛い、綺麗なモデルやモデル志望や一般人が恐ろしいほどたくさん出てくる。
アメリカはアメリカン・ドリームという言葉にある通り、ワンチャンいけんじゃね?なところだが、それはワンの人だけでほとんどの人はチャンスにありつけない。
NYの片隅に住むナイスミドルのホームレスを追ったドキュメンタリー。
NY家賃クッソ高いもんね。
まるでセント・レジスの常客のような高級スーツに身を包んだハンサムなカメラマン。
友人達も褒めちぎる52歳の美貌。
彼はストリートで道ゆく女性たちをカメラに収める。
恐ろしいほどその辺歩いている女性達がおしゃれで美しい。
意図的に今人気のファッションストアの周辺を狙って撮影をしている。
流行に敏感なセレブやオーディションを受けるモデルが殺到するからだ。
スタイリッシュなファッションに「チープ」と言ってのける$200のシューズ。
NYファッション・ウィークの楽屋にも出入りし、モデルとも顔見知り。
完全にNYファッション界のカメラマンに見える。
仕事はしているし、撮る写真も悪くない。
なぜホームレス?
仕事の仕方が少し・・・。
街で見かけた美女に声をかけては写真を撮り、名刺を渡してはあることないこと並べ立てる。
実際に写真を撮れたところで、人によっては事務所に売り込んだり、テキトーなアドバイスをしたり、たまには恋に落ちたりする。
だが、家はない。家族もいない。
ジムに通って、52歳とは思えないスリムなバディを鍛えている。
しかしそのジムで風呂に入り、洗濯をし、乾燥器も使う。
「君が生きた証」のビリー・クラダップと一緒やないか!
でも漂う上品さの欠如。
大切な生活用品はジムの小さなロッカーに詰まっている。
自分のモデル時代のフォトシュート。PC、そしてガラクタ。
撮った写真をデジタル化し、すぐに吟味して編集部へ送る。
普通の生活だが、彼はスタバやバーのwi-fiが頼り。
それからキャンプ用品の店で吟味して「家」を買う。
彼は早速「家」を持って帰路に着く。
違法にビルに侵入し、屋上の隠れ家で買ったビニールシートに身を包み、寝床につく。
尿瓶を近くに置き、同じケースの飲料水も近くに置きw闇に隠れるように暮らす「我が家」。
アパートの住人やパーティー、定期的にやってくる作業員に怯えながら。
「僕の屋上・・・」ってお前のじゃねえよ!
建物を出る時は電話をするフリをしてカモフラージュ。
Tramは無賃乗車。
普通に、金がないようだ。
後半に語られる親兄弟の話にしても、この人がホームレスなのは本人の責任が99%だけど、アメリカ経済の闇の一部も描いてる。
撮った写真もなかなかマガジンに採用されず、自身もモデルや役者をしているがエキストラ程度。SAGにも所属する権利を持っているようだけど、保険料が払えない。(一月$120よ?!)
これが20歳や30歳なら普通なんだけど、この人は50歳。
ジムのロッカーにもPLAYBOY的なセクシーなブロマイド貼ってるって中学生か!
そのくせ他のホームレスと一緒にされたくないとか、そういうとこだぞ!
しかもエセックスって結構いいとこ住んでんじゃねーかw
後、NYにマガジンストアなんてあるんだ・・・知らなかった。
キヨスクでしか買えないと思ってた。
杖をついている母親のドアは開けてくれず、さっさと自分だけ中に入ってコーヒー煎れて、とかいうとことかほんともう・・・。
私にはこの人の精神状態が健康には見えない。
しかし彼は語る「NYの住人のほとんどが抱えている悩みが俺にはない。家賃の心配だ」。
ホームレスでも外食に月8万円くらいかかってるし、NYで生きることの多様性の一部とも取れる、テストケースになるかもね。
この人が正常なら・・・。
モテそうなのに、そんなに性生活が充実してないらしく、本当はSEXしたいが、そしらぬ紳士を演じたくもある。
それは自身の人生の分岐点で生じた、彼なりの考えがあった。
いや、てかホームレス歴5年なの?!まだ素人だよ!
そういえばジョン・カーニーの「Moden Love」のアンスコさんのエピソードに出てきたオリヴィア・クックも自ら選択して放浪の民としてホームレスをしてましたね。
この人はそのリテラシーとは全然違うと思った。
彼は劇中、MIB3のエキストラを演じたり、バイトでサンタを演じたりもしている。
マーク・レイという人生こそ、彼が自ら進んで演じているのかも。
そして観客に向かって語りかける。
これ、本当にドキュメンタリー?!
オーディションを受ける時、MIBの説明してきて、いや、そんなこと誰でも知ってるし!と思ったw
NYって本当にいろんな人がいるね・・・また行きたい!
今度はゆっくり。
この映画を制作した2014年の時点で街ゆく女の子に見知らぬ男性同士で、点数つけたりするのクズだわ。
全然関係ないんですけど、この映画を見る限り、ある一部の子供達にとって、サンタクロースが特別な存在なんだなと思ったし、したり顔で「サンタはいない」ということは、新人深い人に向かって「神はいない」というのに等しく、虐待行為に当たるのでは、と思った次第であります・・・。
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