ぐち

ぼくは明日、昨日のきみとデートするのぐちのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

SFというよりはファンタジーに近く、タイムトラベル自体がテーマというより恋愛映画のアイテムの一つという感じ。
この時間遡行の設定が独創的で面白かった。悲恋要因になる設定というのも興味深い。同じストーリーを逆から辿ると見え方が変わる構造も良い。

決まり事としては少しわかりづらく、最初の説明で把握するのは難しいが、観客に一度に設定を把握させようとはせずに、物語が進むにつれて実例を交えてわからせていくつくりは物語に自然入っていける。

深く考えさせたら負けの設定なのでふわ〜と見られる薄い内容なのはちょうど良いのかな。設定以外はスーパースタンダードで、画面は爽やかオシャレ、引っ掛かりが少なく気持ちよく見られる。
アイデア勝負の大衆恋愛映画
ぐち

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