質的な変化は前作からほとんどなくて、予算に合わせて増量したような感じ。
良かったとこ1。カメラワーク。いわゆるジャンプ・スケアによる一発ドッキリの代わりに、ワンカットでカメラをゆっくりパンすると何か写っているとか、あえてピントを合わせないことによる不安感とか、低予算でもできる映像の工夫がてんこ盛り。
良かったとこ2。ジャネット役のマディソン・ウルフ。エクソシストのリンダ・ブレアほどではないにしても、キャリアぶち壊し一歩手前ぐらいの恐怖演技が良かった。
ダメだったとこ1。音効。序盤から一貫してショック音の大盤振る舞い状態が続くので、怖いというよりギャグになってしまっている。
ダメだったとこ2。尺が長すぎ。話のテンポは悪くないけど、こういう話なら2時間以内で収めて欲しかった。
ダメだったとこ3。クライマックスがひねりもなく、かといって見せ場にもなっていなくて退屈。
