僕の敬愛する映画宣伝のデザイナーさんがシングストリートのデザインもしてるのですがそんな彼が「シングストリートでひとつの到達点を経験することになる」て言ってて、楽しみに待ち望んだ作品なのはもちろんのことシネクイントラスト上映に相応しい映画になっていたことが心の底から嬉しい！シネクイントはまじデート映画館…デートすることは叶わなかったけど…
そしてイケメンの弟より「シングストリート観た？」とLINEが…おまえわかってるな〜と久しぶりの意気投合。弟の結婚式のために今から練習します『Drive it Like You Stole It』
「音楽は国境を越える」なんて誰が言ったのか知らないし到達点の感じ方は人それぞれだけど、個人的に感じたのは映画で音楽をやることに注いだ現代作品で間違いなくテッペンに輝くべき音楽映画であることは間違いない。映画的には大したことないよ！しかしさらりとした梅酒しかりさらりとした味付けの舌に残る余韻の素晴らしさよ。
「はじまりのうた」が傑作！て言ってる女友達は実際凄い多くて、それに比べて本作は登場人物はみんなキャラが立ってるハーモニーコリンの「GUMMO」を想起させるし、なんならじぶんも映画の中でマラカス振ってでも参加したくなる、かつてクソガキだった野郎どもに向けた青春ドラマの仕上がり。カスタネット参加でも良いですかね。
シネフィルどもは物足りなさ感じるかもしれないけど本作を楽しめないなんて、つまらない野郎だよ全く！サントラまで買っちまったし、兎にも角にも夏はフェスも砂浜も良いけど腐れたガキがいる街角シングストリートで落ちあいましょう！海外版大林監督の「青春デンデケデケデケ」！
