さっちん

シング・ストリート 未来へのうたのさっちんのレビュー・感想・評価

4.3
80年代の洋楽ポップスがもともと大好きなので、それだけでもノリノリで観る事ができたが、ストーリーにも終始引き込まれ、特にラストシーンには感涙。( ;∀;)

私の息子と同世代の少年少女のとった行動に、こんなに心を動かされるとは……。

1985年といえば、日本では翌年からいよいよバブルに突入……といった頃……遠くアイルランドのタブリンの人々たちが、こんなに不況に喘いでいたなんて……。

その不況の影響で、父親が失業し、荒れた公立の高校に転校することになったコリー。
そこから苦難が始まり、家庭も崩壊寸前だけど、大人びて独特な魅力を放つ少女ラフィーナの気をひくためにバンドを組んだのをきっかけに人生に光が射し始める。

あぁ、やっぱり音楽っていいなぁ。( ・∀・)
そして、目的を持って集まる仲間もいいなぁ。

仲間といえば、ダーレン役の赤毛の男の子ベン キャロラインの存在感たるや。
最初の登場シーンから目が離せなくなりました。
お兄ちゃんもいい!

甘酸っぱ〜いキスシーンにも、キュン。( ´͈ ᵕ `͈ )♡

荒〜い映像のPVも懐かしく、今の映像技術も、とびきり美しくて素晴らしいけど、こっちもよかったなぁ〜としみじみ思った。


そして、なんといっても、夢に向かって人生を切り開こうと踏み出す勇気には本当に感動し、「絶対幸せになって!」と心から思えるラストで、忘れられないシーンになりました。
「Go Now」って曲の歌詞が、もうぴったりで……。
あぁ、サントラ欲しい。(✨ω✨)
さっちん

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