beans045

シング・ストリート 未来へのうたのbeans045のレビュー・感想・評価

4.0
UKロック好きには堪らない


初のアイルランド作品鑑賞。
劇中で鳴り響く80年代のUKロックが堪らない。
1985年不景気真っただ中のアイルランドはダブリンが舞台。お金のため、転校を余儀なくされたコナー。転校先の学校はとんでもなくどうしようもない学校だった。近くに住むモデルを夢見るラフィナに一目ぼれしたコナーはやってもいないバンドのミュージックビデオに出て欲しいとお願いをする。兄のブレンダンからロンドンのロックの啓蒙を受けていたのだ。
途中で何回か出てくるロックを使ったミュージカル風シーンが新鮮だった。お兄ちゃんのブレンダンがいい味出してたなぁ。冴えないコナーがラフィナの気を引こうと音楽にのめり込んで、積極的な性格に変わっていくというありがちな筋書きだけど、ロックとミュージカルが加わったら、最強。ラフィナ役の女の子は、ボヘミアン・ラプソディでメアリー役を演じていて、ラミ・マレックのカノジョ。
beans045

beans045