《ターゲットはグレン・アリアス》
〝奴は紛争地域に最新鋭の武器を闇ルートで流し、生物兵器にも手を出している国際指名手配の密売人。今回の指令は、行方不明になっている潜入捜査官の捜索とアリアスの確保だ〟
ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるアリスが登場しないスピンオフ的なアニメ版。もともと〝バイオハザード〟のゲームには、アリスの出番がないため、こっちがオリジナルと言えばそうかもしれないけど、なんか物足りないね。
第1弾〝バイオハザード ディジェネレーション〟は多彩な攻撃を仕掛けてくるラスボスとの死闘にウェイトが置かれていて、モンスターバトルアクション映画のような展開で、ちっとも怖くなかったけど、第3弾の本作では原点回帰。ホラーテイストてんこ盛りのゾンビ映画になっていて、敵のアジトの洋館や研究所に大量に投入されたゾンビがしっかり脅かして噛みつこうとしてくるので、ドキドキ感マシマシ。大量発生して迫りくるゾンビとの戦いは、シューティングゲームをやっている感覚で、血飛沫が飛ぶまくるグロ系のスプラッタームービー。
本作で大活躍のクリス・レッドフィールドだが、彼の妹が、第1弾に登場したクレア・レッドフィールド。そしてレオン・S・ケネディは今月公開の新作までフル出場更新中。なお、相変わらずのイケメンのレオンだが、本作は第1弾の9年後の設定になっているため、かつてのキラキラ感がないのは残念。
視聴メモ：2023.07.12/104/Abematv（字幕）
