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ザ・コンサルタントのセルのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

自閉症のクリスチャンウルフは会計士。今日も顧客に節税のアドバイスをする。アシスタントの女性から指示された次の顧客はリビングロボティクス社の会計調査。15年分の帳簿を読み解く。そんな中、商務省の長官キングが、メディナ分析官にテロリストの資金洗浄を行う会計士の調査を依頼した、、、

表は会計士という顔を持つクリスチャン。自閉症の彼は時にうまく会話が噛み合わないが、射撃や戦闘の腕は一流。ステーキナイフ、ベルト、敵の銃を使う。
キングはJkシモンズ。スパイダーマンにも出てたよねー。
体術を教え息子たちを鍛える父。家族が何よりも大切だと教え、いじめっ子と戦わせる父。そして銃弾から息子を庇う父。不器用ながらも愛情を感じられる。
ラストで急に兄弟の絆的なシーン。いや、そんなに急に言われても、、、もっと伏線はれなかったんか?
ラストで怒涛の伏線回収。時系列がごちゃごちゃしてて、よく分からんかった、、、

6000万ドルの用途不透明なお金を1晩で見つけ、経理担当のデイナに話をする。

キングの写真から調査を始めるメディナ。

リビングロボティクス社のCFOの家に殺し屋が侵入。脅され、インスリンの過剰接種により自殺する。社長のラマーはクリスチャンに調査の中止を命じる。

クリスチャンが農場で射撃を楽しんでいると殺し屋が現れる。老夫婦を人質に取るもあっさり撃退。デイナも狙われていることを知る。

アシスタントからほっとくように言われるも、クリスチャンは彼女の元へ。命を狙われていた彼女を助けだすことに成功する。

メディナは、ガンビーノ事件の音声データから会計士の声を分析。もぬけの殻のクリスチャンの自宅を見つける。裏庭には監視カメラ、表には機関銃。へこんだ水筒、、、

クリスチャンはデイナをホテルへと避難させる。何者かが6100万ドルは引き出し、株を買って資産価値を上昇させたと推理する。クリスチャンは眠るデイナを置いて部屋を後にする。

キングはメディナに過去の話をする。
闇の組織の会計士をしていたフランシスという男がいた。ガンビーノ一家から命を狙われ身を守るために刑務所に入った。刑務所でキングはフランシスから情報を聞き出し、代わりに保釈後は護衛を約束した。しかし、フランシスは護衛なく釈放されてしまいガンビーノ一家に殺されてしまった。キングは罪悪感から証拠を見つけるためにガンビーノを監視していた。

フランシスは、刑務所にいる際に同部屋のクリスチャンと仲が良かった。しかし、フランシス殺害の話を聞きクリスチャンは脱獄。看守を殴って凹んだ水筒を持って出ていく。向かった先はガンビーノ一家。キングの監視中に9人全員の息の根を止める。キングは現場に駆けつけるも後ろから銃を突きつけられる。息子がおり、いい父親だと話をするとクリスチャンはその場をさる。その日から謎の女性から情報提供を受けるようになる。

クリスチャンが捕まったのは結婚式で暴れたため。母が亡くなり、軍服を着てクリスチャンと父が葬儀に出席した。母は再婚しており子供が2人いた。夫が家族葬としたかったため父に出ていくように声をかけるが、それを見たクリスチャンが暴れだす。彼を止めようと警察が発砲したが、父が彼を庇って死んでしまった。

キングは女性からの情報提供で昇進し続けるも、退職を考えており、メディナに今後引き継ぎたいと考えこの話をした。

ラマーの家には殺し屋ブラクストンたちが潜んでおりクリスチャンの襲撃に備えていた。なぜクリスチャンが来ると知っているのか、なぜクリスチャンはラマーが犯人だと分かったのか、、、

クリスチャンは手ぶらで潜入しラマー宅へ潜入。手榴弾を相手の胸で爆発させるシーンはすごかった。
ブラクストン以外を倒す。ブラクストンは、クリスチャンが実の兄だと気づきずっと探していたこと、なぜ会いにきてくれなかったのか、なぜ父と2人だけで葬儀に行ったのか、自分にも声をかけて欲しかったと話す。クリスチャンは弟に危険が及ぶためだと話をし、話に入ってきたラマーを撃ち抜く。

クリスチャンは拠点であるバンの位置を変え、デイナにポロックの絵を贈る。そしてクリスチャンのアシスタントは精神障害を持ち、クリスチャンのパズル完成を助けたジャスティンだった。
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