音楽とか撮影が特にすごいわけじゃないけど、アレ、なんか面白いぞ、と思いながら観ていた。
登場人物たちの関係性などが後半すごい勢いで明かされ爽快感がすごかった。
でもいまだにロボット社の社長がなぜベンアフを雇ったのかわかってないし、JKシモンズの後釜の女はほんとうに必要だったのか謎だ。JKシモンズも自分で調べればいいのに。女の人に託すことを見越してたのかな？めんどくさい上司だなあ。
ベンアフがライトを点滅させて爆音の中脛を鍛えているシーンはなんかこっちが恥ずかしかった。
あとそのカットいる？みたいなカットも多かったし、シリアスなシーンなのに、夫婦の乗った車の前に立ち尽くすベンアフのワンテンポ置く感じとか普通に笑ってしまった。
でもなんだか憎めない。出てくるキャラみんな憎めない。めんどくさい上司も、過去の弱みを握られてる部下も、自閉症の凄腕コンサルタントも、コンンプレックスばんばん抱えてそうなその弟も、観ててイライラする間抜け社長も、他人との距離感をあまりわかってない女も、みんな憎めない。観たことを忘れかけてるレベルだったけど、なんだかすごく好きな映画だった。最後のプレゼントを受け取るところから本当のプレゼントに気づくまでの演出、すごく良かった。
