たけちゃん

レゴバットマン ザ・ムービーのたけちゃんのレビュー・感想・評価

4.5
パスワードは……アイアンマンのバ~カ!


クリスチャン・マッケイ監督 2017年制作
声優ウィル・アーネット、ロザリオ・ドーソン
吹替 山寺宏一、沢城みゆき
劇場では吹き替え版での鑑賞です(^-^)
今回は新たに字幕版での鑑賞ね!


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
なんと本日、2月19日はバットマンの誕生日です(笑)


バットマンの公式の誕生日って……どこで語られたのかなぁ。僕は分からなかったけど、とりあえず、ブルースおめでとう🎂💕🎉🎊




実は去年の公開中に劇場で観てたんですが、レビューがまとまらず、そのままになってました(笑)今回、新たにBDを観たので、レビューあげま~す!



「黒から始まる映画は、名作が多い」のナレーションから始まるんだけど、黒から始まる映画で真っ先に思い出したのは「ブレードランナー」かなぁ。それとも、やっぱり「ダークナイト」か。監督は何をイメージしてたんだろう……。シリタイナァ




うわ~、めっちゃ面白い~\(^o^)/
レゴ版のバットマン🦇
オープニングのナレーションから遊びすぎでしょ!吹替版の山ちゃんも生き生きしてましたよね。


何よりも脚本が素晴らしい。これ、オリジナルのシリーズよりも良くない?褒めすぎ?
バットマンの孤独をこんなに茶化しているのに、本当にそうなんだよなぁと妙に納得してしまう絶妙な脚本。素晴らしい\(^o^)/



DC作品が暗すぎて、アメコミとしての爽快感に欠けるんだけど、これはレゴですからね。やりたい放題、ふざけ放題( ˆωˆ )ニヤニヤ

もう、本当にサイコー\(^o^)/
僕はこういう映画が好きなんですよ!




脚本のセス・クレアム=スミスって、「高慢と偏見とゾンビ」「リンカーン・ヴァンパイア・ハンター」なんかの脚本も書いてましたね。一時「フラッシュ」の監督も決まっていたのに、降板してしまった……。期待してたのに、残念(T^T)


レゴムービーのお約束として、映画に出てくるものは全てレゴで作ることが可能らしい。逆に言うと、レゴで出来ないことは、映画にならない。


バットケイブとか、秘密基地って男の子の憧れよね~。昔、僕もブロックで基地作ったなぁ...( = =) トオイメ


スーパーマンとの関係が笑うよね。
バットマンはライバル視してるけど、スーパーマンはさっぱり!というところは、「ジャスティスの誕生」を思い出して笑う。





また、今作も声を当てている俳優と声優がサイコーなんです。映画では吹替版で観たんだけど、本当に上手くハマってたなぁ。


バットマンはウィル・アーネットで、吹替えは安定の山寺宏一。レゴ・ムービーにも出てました!
間違いない( •̀ω•́ )و✧


そして、宿敵ジョーカーは子安武人さん。
子安さんは「スーサイド・スクワッド」でジャレッド・レトが演じたジョーカーの声も当ててましたからね~。文句なしのジョーカー\(^o^)/


アルフレッドはレイフ・ファインズですが、吹替は菅生隆之さん。トミー・リー・ジョーンズや映画版のミスタースポックの声で知られていますね。大好きな声です。


ゴードン新本部長はロザリオ・ドーソンが担当していますが、吹替版は沢城みゆきさんです。こちらも大好きな声です( ˘ ˘ )ウンウン


最後にロビン役は、なんとオッパッピーの小島よしお(≧∇≦)ブヒャヒャヒャ
これが意外にも上手くてビックリ!
自分のネタやらなければ、小島よしおだって分からなかったんじゃないかなぁ。


ワンポイントでマカスキル市長がマライア・キャリーだったり(吹替はおかずクラブのオカリナwww)、ヴォルデモートが山路和弘さんだったりと遊び心もたっぷり。サイコーですね٩(๑′∀ ‵๑)۶•*¨*•.¸¸♪







最後に、音ネタ💩ウンチクンで~す\(^o^)/
今作は音楽もすんばらしいんですよ~。
すぐにサントラ盤、買いましたからね(笑)



オープニングで、ジョーカーたちと戦うシーンで流れるのが、パトリック・スタンプの「Who's The (Bat)man」です。
いやぁ、この曲、カッコイイ\(^o^)/
あの、昔のドラマ版の「ダダダダダダダダ、バットマ~ン」って歌う曲、知ってますかね~。その「ダダダ」も生かした曲になっていて、う~ん、痺れる!

パトリック・スタンプって「フォール・アウト・ボーイ」っていうロックバンドのボーカルなんですが、今回はソロでの曲になっています!


また、吹替版では、この曲を山ちゃんが歌ってまして、これがまたいいんですよね~。日本語の歌詞もサイコーで、めっちゃオススメですよ(。・ω・。)ゞビシッ!!



そして、冒頭の事件を片付けて、市民に歓迎される場面で流れるのが「Forever」。これ、2バージョン収録されていて、ここでは「DNCE」という新人グループが歌っています。この曲もとっても良い曲でしたね~( ˘ ˘ )ウンウン

サントラ盤には、この曲を書いたJustin Tranterのバージョンも入ってますが、この人、グエン・ステファニーやブリトニー・スピアーズ、そして、先程のDNCEなんかに曲を提供している売れっ子ライターのようですね。知りませんでした。

実は最近まで知らなかったんだけど、DNCEはジョナス・ブラザーズのジョー・ジョナスを中心に作ったグループで、新しいバンドだけどベテラン揃いでした(*ᴗˬᴗ)⁾
そりゃ、いいわけだ( ˘ ˘ )ウンウン


次に流れるのがカッティング・クルーの「(I Just) Died In Your Arms」です。あら~、懐かしい(^-^)
カッティング・クルーって知ってますかね~。
邦題を「愛に抱かれた夜」っていうこの曲、彼らのデビュー曲で、1986年に大ヒットしました!彼らはいわゆる一発屋ですね( ¯−¯ )フッ
でも、好きだったなぁ( ˘ ˘ )ウンウン


「One」を歌うのはニルソンとして活動していたHally Nillson。もう故人です(T_T)
1960年台後半から活動をスタートし、その声にジョン・レノンも惚れたとかで、ポールの代わりにビートルズ入り!なんて声も聞かれたそう。でも、この曲、確かに中期のビートルズ・フレーバーで、「エリナー・リグビー」や「ノルウェーの森」なんかに雰囲気が似てますよね( ˘ ˘ )ウンウン
孤独を歌った「ワン」は、映画にもピッタリマッチしてました\(^o^)/


そして、カバー曲ですが、マイケル・ジャクソンの「Man In The Mirror」が、2バージョン使われていますね~。

マイケルの大ヒットアルバム「Bad」に収録されたこの曲、あの「ビリージーン」に次いで人気があると言われる名曲ですね。

「世の中を変えたいならば、まずは鏡に映る自分が変わるんだ」と歌うこの曲、映画のテーマにもピッタリとハマりましたね( ˘ ˘ )ウンウン
バットマンは自分の言葉だと偽って、パクってます(笑)

ただ、やっぱり、マイケルのオリジナルには叶わないよね( ¯−¯ )フッ


映画の最後にバットマン始めロビンや他のキャストで歌うのが「Friends Are Family」です。字幕版では、もちろんバットマンのウィル・アーネットらが歌いますが、吹替版も山ちゃんや小島よしおが歌ってますよ~。子供っぽいですが、ハッピーで楽しげでとてもいいです。


あと、もう一曲紹介します。Fraser Murrayが歌う「I Found You」という曲なんですが、これがめっちゃいい曲なんですよ~。全く知らないアーティストの曲なんですが、すごいオススメです。

ということで、サントラ盤もサイコーでしたね~。






そして、いい映画っていうのは白で終わる( ¯−¯ )フッ