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冷たい熱帯魚のkazu1961のレビュー・感想・評価

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)
3.7
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-011 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋クライマックス、覚醒した社本(吹越満)ヤバいと思いきや、そう来たか!!というエンディングに呆気にとられました。もう園子温の手加減なしのやりたい放題、“猛毒エンターテインメント作品”と言われているのも納得の作品です。

🖋どう表現したら良いのかとても呆気にとられた作品、強烈なグロ、バイオレンスそしてエロ、思わず笑ってしまうブラックジョークあり、一気に引き込まれて翻弄される衝撃作ですね!!ストーリーがどうとか、実話に基づいている作品ですが、そんなことよりはこの狂気が記憶に残る作品です。

🖋本作、鬼才、園子温監督による人間の狂気と愛を描いた作品です。実際の猟奇殺人事件に触発された園監督が、猟奇殺人事件に巻き込まれることになる男性が味わう深い心の闇を描いています。主演は吹越満。共演者も黒沢あすかやでんでんら実力派ぞろい。でんでんのテンション高いその狂気の演技は第35回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞しました。でんでんのテンションと吹越満の静けさの対比がとても印象的。

😨Story:(参考: yahoo movies )
熱帯魚店を営んでいる社本(吹越満)と妻の関係はすでに冷え切っており、家庭は不協和音を奏でていた。ある日、彼は人当たりが良く面倒見のいい同業者の村田と知り合い、やがて親しく付き合うようになる。だが、実は村田こそが周りの人間の命を奪う連続殺人犯だと社本が気付いたときはすでに遅く、取り返しのつかない状況に陥っていた。

🔸Database🔸
・邦題 :『冷たい熱帯魚』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 2010
・日本公開 : 2011/01/29
・上映時間 : 146分
・受賞 : 第35回日本アカデミー賞
最優秀助演男優賞
・監督 : 園子温
・脚本 : 園子温、高橋ヨシキ
・原作 : ※※※
・撮影 : 木村信也
・音楽 : 原田智英
・出演 : 吹越満、でんでん、黒沢あすか、神楽坂恵、梶原ひかり

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
「愛のむきだし」などで知られる鬼才・園子温監督が、実在するいくつかの猟奇殺人事件にヒントを得て人間の狂気と極限の愛を描くサスペンス。小さな熱帯魚店を営む社本の家庭では、年頃の娘が若い後妻に反発しており、そのため彼と妻との関係にも亀裂が生じていた。そんなある日、彼は娘が起こした万引き事件をきっかけに同業者の村田と知り合う。やがて村田の事業を手伝うことになった社本は、いつしか恐ろしい猟奇殺人事件に巻き込まれていく。
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