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鉄コン筋クリートのkazu1961のレビュー・感想・評価

鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)
4.0
▪️JP Title :「鉄コン筋クリート」
Original : ※※※
▪️First Release Year : 2006
▪️JP Release Date : 2006/12/23
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : 第31回日本アカデミー賞
最優秀アニメーション賞
▪️Appreciation Record : 2022-001 再鑑賞
🕰Running Time : 111分
▪️Director : マイケル・アリアス
▪️Writer : アンソニー・ワイントラープ、(原作)松本大洋
▪️MusicD : Plaid
▪️Cast : 二宮和也、蒼井優、伊勢谷友介、宮藤官九郎、田中泯
▪️Review
本年度、最初の鑑賞です。先日『映画 えんとつ町のプペル』を鑑賞してその、アニメーション制作をしていたSTUDIO 4℃の作品で1番好きな作品だったので再鑑賞。
ほんと原作のイメージを損なうことなく見事に描かれた独特な世界観に魅入ってしまいます。昔懐かしい雰囲気と入り組んだ不気味さを兼ね備えた宝町の鮮やかな映像、この世界観は素晴らしいです。そしてクロを演じる二宮和也、シロを演じる蒼井優の声優たちの名演技も光っています。特にシロは素晴らしいですよね!
本作、1993年から1994年にかけて連載された全33話からなる松本大洋原作漫画のアニメ映画化作品です。熱狂的なファンを持つ松本作品ですが、映画化することによって期待を超える映像が創り上げられています。原作漫画への深い愛が溢れています。さすが映像はSTUDIO 4℃。当時最先端の3DCG技術と手書きアニメーションを併用し、ドライブ感と飛翔感あふれる映像演出に成功しています。また音楽にUKテクノの重鎮PLAIDが参加し、深くて詩的な松本作品を見事に表現しています。
ストーリーの中心となっているのは子供たち。子供が住みにくくなった世の中に対して大人に対して強烈なパンチを打ち込んだ名作ですね。

物語は。。。
義理と人情とヤクザの町(宝町)。 自由に飛び回る2人の少年、クロとシロのたった一つの住処です。しかしそこへ、開発という名の地上げ、ヤクザ、暴力、子供の城建設プロジェクト、不気味な3人組の殺し屋の影、そして〈ヘビ〉と呼ばれる男が現れ、町は不穏な空気に包まれます。宝町が大きく動くとき、二人の運命も大きく揺り動かされます。。。

タイトルの由来は作者の松本が幼少期、どうしても「鉄筋コンクリート」を「鉄コン筋クリート」としか言えなかったことによるんですね(笑)。

▪️Overview
93年から94年にかけて「ビッグスピリッツ」誌で連載された松本大洋原作の人気漫画を「アニマトリックス」ほかハリウッドでVFXスペシャリストとして活躍するマイケル・アリアス監督がアニメ映画化。義理と人情の“宝町”を舞台に、縦横無尽に飛び回る2人の少年クロとシロの活躍を描く。声の出演は、イーストウッド監督作「硫黄島からの手紙」で海外デビューを果たした二宮和也と「フラガール」の蒼井優。(引用:映画. com)
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