【何だか微妙な映画】
熱い戦いの場面(プレデターvsプレデター)とかあったけど、う～ん、何だか微妙な映画でした😅
宇宙最凶プレデターの姿を劇場で観られるなら「多少の酷評などなんのその！」と、大きな心で受け止めるつもりでしたが…演出もシナリオも、肝心のプレデターさえも今一つ物足りなかった😢ｸﾞｽﾝ
肝心なプレデターのデザインが何か違う！僕は1作目しか観てないので全シリーズコンプリートな方々と意見は違うかもしれませんが、悪魔的な雰囲気というか部族感やアスリート(筋肉)感が好きだったのに、今回は全身スタイリッシュになって格好良くなったけど、獣感が物足りなかった😢(好みの問題ですね)
それでも…
名女優ウーピー・ゴールドバーグに似てる(ドレッドヘアー)の発言は吹きましたし😄♪
「小山ゆ〜えんちぃ〜」なブサメン素顔は、やっぱりGood‼️(例えが分からない人、ググってみて)
プレデターのペット(？)が出てきますが、暗くて姿がよく見えないのが残念(出す必要あった？)。
そして、恐竜の世界で流行っていた異種交配(『ジュラシック・ワールド』)はプレデターの世界でも…
究極の進化系プレデターは、デカッ！強ッ！容赦ネェ！
まあ、プレデターを観に行ったので「プレデターvsプレデター」まで観られたのは嬉しい誤算ですが、画面が暗すぎて、プレデター同士の戦いがよく分からんちん😣
熱い熱い戦いになるはずが…
盛り上がりに欠けたのは何故？
〈面白くなるはずが…〉
冒頭の宇宙船追跡、お馴染みの光学迷彩とサーモグラフ、隠れていたのに(流血で)縁取られるプレデターの顔、暗闇に光る緑色の血、静かに狙うレーザーポインター、片腕だけで軽々と男の体を持ち上げるパワー…視覚的にインパクトがあって、これらの場面は大好きです♪
グロい場面がやたら多いのも好みだし(しっかり血がビシャ～、頭が吹っ飛ぶ、体が千切れる、内臓がボトボトこぼれる、う～ん、スプラッターだね😊)、銃撃戦もたっぷりアクション満載なのに、そこそこしか面白くないのは😞？？？
〈根本的に問題あり〉
物語をビュンビュン飛ばしすぎじゃないですかね？良く言えばテンポが早くて、悪く言えば話が流れてしまう。余韻も何もない。
「攻撃された」「死んだ」「逃げた」「また現れた」みたいな2拍子演出(忙しない意味)で、何も心に残らない…浸る余裕がない。
途中から『ファイナル・デスティネーション』並みの死の演出が入るけど、テンポが良すぎて「悲しい」はずが「笑ってしまう」軽さ！殆どギャグ。
死が笑えるって『死霊のはらわた』や『エルム街の悪夢』のノリですね！
ご都合主義、活かしきれてないキャラ設定(役者は好演してる)、暗くてよく分からん演出、謎で乱暴な展開に付き合わされて、凄くガッカリしていました。
プレデターが出ている時はまだ面白いですが、人間パートが酷いですね😢愛すべきポンコツな男たち(ルーニーズ)は最後には好きになってましたが、あれじゃあ泣けません。だって泣かせる為に、ポンコツに描いたのが見え見えだから！
80年代バディ映画の脚本を担当したシェーン・ブラックらしい、心優しい愛すべきポンコツな男たちは、ちょっと手垢のついたコメディー寄りでくどくて下品で寒かった😅(僕はもっと緊張感があって、怖いプレデターが観たかった。。)
笑いが空回りしてるのが痛くて…
プレデターの"サムズアップ"の方は笑えたけどね😄👍
無理に笑わそうとする感じに興醒めしてしまいました😓
でも良い役者が出てましたね！
ネブラスカ・ウィリアムズ役、トレヴァンテ･ローズ(『ムーンライト』)のユーモアと男気。
ローリー・マッケナ役、ジェイコブ･トレンブレイ(『ルーム』)の繊細で、あんなに小さいのに計算された演技。天才子役ですね！
バクスリー役、トーマス・ジェーン(『パニッシャー』)は久々に観たけど、誰があんな演出(演技)をつけたんでしょ？マッドで支離滅裂です。
ショーン・キース役、ジェイク・ビジー(『アイデンティティー』)は途中から消えてたし…
主役のクイン・マッケナ役、ボイド・ホルブルック(『LOGAN/ローガン』)は、元モデルなので非常にハンサムボーイですが、パパらしさも男気も台詞も薄々です(ただし格好良い！)。プレデターと戦えるのが不思議というか、単にラッキーですよね！だから、最後の台詞も陳腐すぎて失笑でした。
何が悪いのか分からない程たくさんありますが、脚本は確実に酷いと思いました(笑)
CGも何か粗くて酷くないですか？
そして…
やっぱり、シュワちゃんの存在感は別格だということが分かりました(今更)。
プレデターの新作だからと「格好良いプレデターと人間の死闘」を期待したのに、『ハングオーバー! 』なノリで返されて戸惑ってしまったオッサンでした😅
ところで、デート映画として選んだカップルがいたけど、彼女はどう思ったんだろう😐？
