タスマニア

透明人間のタスマニアのレビュー・感想・評価

透明人間(2019年製作の映画)
3.0
2021年45本目。

「そこにいる」の怖さが面白い。
幽霊やお化けを使ったホラー映画の「今そこにいるよね?振り返ったらいるよね?振り返るよ?本当に振り返るよ?・・・いたーーー!!!」とはちょっと違う感覚。
焦らさずにちゃんとそこにいるけど視覚的に正体を表したりしない感じが新鮮だった。

その反動でペンキのシーンとかは秀逸。
「やっぱりいたー!」を能動的に味わいに行ける感じ笑

光化学を駆使した透明人間になれるスーツという捉え方だと SF 的な要素もあるけど、ソシオパスの人間に真理的にもコントロールされる怖さはサイコスリラーという感じ。

個人的には結末が好き。
してやったり感。
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