へたれ

透明人間のへたれのレビュー・感想・評価

透明人間(2019年製作の映画)
3.6
良かったとこ1 エリザベス・モスのストレス顔
基本的には「私の話を誰も信じてくれない」系のスリラー映画なので、徐々に追い込まれる主人公のイライラが見もの。ストレスでイラついた顔を演じたらトップクラスのエリザベス・モスが、瞬き少なめで口を少し開いたストレス顔を存分に見せてくれたおかげで、説明が足りなくても主人公が精神的に追い込まれているのが十分伝わるのが良かった。

良かったとこ2 写っていないものを写すカメラアングル
通常よりもやや引き気味にカメラを設定して、画面の中にあえて余白を残しているおかげで、逆にそこに透明人間がいるかも知れないと思わせる効果が良かった。

ダメだったとこ 雑なプロット
この街のドアに鍵は無いのかとツッコミたくなるぐらい、姿が見えないというだけでは説明できない場所にどこでも現れる透明人間。
どんでん返しを優先したばかりに最初の計画が何だったのか分からなくなる展開。
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