さうすぽー

劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケールのさうすぽーのレビュー・感想・評価

4.2
自己満足点 82点

少し今更感を感じるかもですが、今週からテレビアニメの続編が始まるのでこの際レビューしようと思いました!

これはライトノベル原作のTVアニメ「ソードアート・オンライン」の劇場版になります。

ソードアート・オンライン(以下SAO)は僕昔から大好きでして、理由をざっくり話すと、

・メインヒロインのアスナが大好き
・VR世界や近未来医療等、実は「マトリックス」に匹敵するくらい奥深いSF設定

主にこの2つになります。
前記は長髪で可愛く、優しくて芯が強い等、現実ではいないかもしれないけどアニメキャラとして一番理想です。
後記については、この作品がきっかけでそれまで冷めていたSF好きを再燃するきっかけになりました。

そして今回の劇場版では本編のメインであるVRでは無く、ポケモンGOでお馴染みのARをメインとした物語になっているので、本編とは外れた外伝にあたります。
ですが、出来れば本編は観ていた方が楽しめると思います。

ARについて話すと長くなってしまうので、省かせて下さい、すいません⤵️⤵️

さて、今回登場する「オーグマー」ですが、耳と後頭部に簡単に装着出来るゴーグル無しで使えるAR機器ですね。
このデザインは「SONY」の製品デザインを手掛けてる方がデザインしていて、少し現実味のありそうな作りになっているのも見所だったりします。

と、ここまでは社会的考察のようになってしまいましたが、SAOファンでも楽しめるものになってました!

特にゲスト3人のキャラクターは一番最初のエピソード「アインクラッド編」に大きく関わる事で感動を引き立てていたりします。

あとは何と言っても主人公キリトとヒロインのアスナの関係性!
アインクラッド編以降の本編では2人の関係がそんなに描かれていなかったので、映画で存分に描かれていたのでアスナファンとして凄く嬉しかったです。
(入浴シーンもあったり笑)
特に中盤からアスナがあるピンチに陥るのですが、そこからの二人のやり取りも然り、ARに消極的だったキリトが立ち上がったり、この二人の関係がこの物語のキーになっていたのも良いです。

二人の関係といえば、ゲストキャラのユナと悲しき悪役のエイジの関係はバックストーリーに物足りなさを感じたものの、最後の感動的な演出でフォロー出来ていた気がします。

また、ゲスト声優は
ユナ役が神田沙也加、
エイジ役が井上芳雄、
また重村教授の役が鹿賀丈史、
だったのですが、
神田沙也加は演技も歌も凄く良かったものの、井上芳雄は役と合ってなかった気がして、鹿賀丈史は少し滑舌が良くなかったのは否めないです。

その他はあまり気にせずに楽しめたのを覚えています。
お馴染みの梶浦由紀の音楽も良く、映画らしくバトルの時の作画は迫力満点です!
特に最後のバトルはSAOを今まで観てきたからこそ感動出来る演出であり、度肝を抜かれるくらい圧巻の作画となっていました。

SAOファンとして評価するなら95点以上超えるくらい楽しめますし、それ以外方でも、ARの少し考えさせられる設定や迫力ある作画もあるのでまあまあ楽しめると思います!