miwan

T2 トレインスポッティングのmiwanのレビュー・感想・評価

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)
5.0
おかえりレントン!!
おかえりクズたち!!

【1回目】4/8「爆音映画祭」
20年経っても過去を引きずって、成長してなくて、ノスタルジー全開なのがサイコー!
過去の栄光(?)に縛られてないで前だけ見て生きろ・・なんてクソ喰らえ!!

ベグビーもスパッドもシックボーイもすんなりワタシの中に入ってきた。例えば、同窓会でン十年ぶりに会った幼なじみがすっかりジジィババァになっていても、しばらく話しているうちに昔の面影が鮮明に蘇ってくる、、、そんな感じ!

そして、懐かしいけど鮮やかな色彩×スピード感×疾走感は無双!そしてそして、ここぞとエグってくる音楽!爆音サイコー!!

ユニオンジャックと並んで掲げられたスコットランド旗だけがはためいていたり、画面の隅々までにこだわりが感じられて、レントンだけを見ていたらもったいない笑、、でもレントン♡

ホームセンターの場面は「シャロウグレイブ」を思わせるし、スコップ+森の場面は「普通じゃない」を思い出して、泣きながら穴掘って埋められちゃうかと思った笑

レントンに付着した黄色い液体を優しく拭いてあげたい。レントンとエディンバラの景色を見ながら語りたい。レントンとコール&レスポンスしたい。レントンの傷の手当てをしてあげたい。レントンの部屋でレコードに合わせて一緒に踊りたい!

また観ますヽ(〃∀〃)ノ

・・・・・・・・・・・・・・
【2回目】4/9「爆音映画祭」
我慢できずに連日で来ちゃいました。
昨日ちゃんと理解していなかった流れとユアンのかわいさを再確認しました。

そして、真面目な事を言うなら、「息子の視線」に胸が痛くなった。
ベロニカの息子の視線、スパッドの息子の視線、ベグビーの息子の視線、酔っ払い父の息子ベグビーの視線、母の影に見守られている息子レントンの視線・・・愛しい息子たちです。

また観ますヽ(〃∀〃)ノ

・・・・・・・・・・・・・・
【3回目】4/14 チネチッタ川崎
初「LIVE ZOUND」は爆音×音の広がり・・って感じ

レントンが髪をかき上げる仕草もしっかり見たし、ユアンのかわいさを再確認しました。

そして、真面目な事を言うなら「未来を選べ」「人生を選べ」の答えは決してドラマチックなものではないっていうことだと思う。レントンは単なる言葉遊びだって言ってたけど、「選ぶ」ことはいつでも目の前にある。特別なことではない。
レントンがサイモンに言った嘘も本当に平凡でありふれたことだった。そして、サイモンもその平凡を「幸せ」と感じ羨んだ。
若くて尖ってた頃と自分の限界を薄っすらと受け入れつつある今とでは「未来」は形を変えてしまったかもしれないけれど、選ぶことは永遠に続いていく。
それでも、レントンたちが輝いているのは「Lust for Life」に身を委ねているからなんだと思う。
最後の最後まで、レントンが踊っている姿がワタシには見えた。

また観ますヽ(〃∀〃)ノ

・・・・・・・・・・・・・・
【4回目】4/19 LIVE ZOUND
調子に乗ってスピードの設定上げちゃうから一気に心臓に負担が掛かっちゃったのかもね・・
思わずニヤケちゃったり、表情でサイモンにツッコミ入れちゃうところは、こっちがニヤケちゃって、ユアンのかわいさを再確認しました。

レントンはサイモンに会うために、スパッドに背中を押してもらいたかったんだろうな、、最高の後押しの言葉を掛けたスパッドは天才!
そして、レントンとサイモンはまさしく「針友」。血を分け合う深い愛情も存在するけど、ちょっとのズレで深く傷つけたり傷つけられたりしちゃうんだろうな。
今回はこの二人に何かうるっとしちゃいました。

しつこいけどまた観ますヽ(〃∀〃)ノノ

・・・・・・・・・・・・・・
【5回目】4/23 新宿ピカデリー
空港のウェルカムガール(?)に出身を聞いた時の「oh」が好き。
ロイヤリストのパブで、サイモンにアゴで合図を送る時の悪い顔が好き。この歌はイケると手応えを感じた途端、カラダにチカラが入っちゃうのが好き。
「この街を出ることに夢中だった」って言う時に背中をシュッと伸ばすのが好き。
ダイアンをこっそり見に行っちゃう情け無いところが好き。

レントンが踊り続けている間、部屋の壁の電車(汽車)もずーっと走り続けていた。

また観ちゃうかもヽ(〃∀〃)ノ
miwan

miwan